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昨日は今日の物語 今日の後に今日は無し…

原発と闘った女性の物語…

2014年04月07日 | 日記


津軽海峡を挟む
大間と函館で訴訟が争われてた中
訪れた大間で聞いた話が御座候…
それは
原発を巡る激流の中で翻弄された
ひとりの住民女性の物語…
原発を扱う話には
興味を持たぬ人もいれば
アレルギー感情を持つ人も多いが
政治家や御用学者ではない
住民達の声が取り上げられた事が
今までそれ程にあったであろうか…
以下…

第一章…
一九八四年の誘致決議から
二〇〇八年の五月に至るまでの間
大間原発は
その着工すら行われていない…
それは原発炉心建設予定地付近の
土地を所有していた地権者が
最後まで原発建設に反対し続け
買収に応じなかった事に御座い候…

そのため電源開発株式会社は
二〇〇三年二月
ついに用地の買収を断念
原子炉設置許可申請の変更と
計画見直しを強いられる事になる…
そこには
大間の海を守るために闘い続けた
ひとりの女性の闘いが御座御座候…

原発とはその街の将来を
全く違うものに変えてしまうもの…
しかしバラまかれる金の為に
すべき筈の議論もされず
誰も危険な事だと分からぬままに
計画だけが進んでゆき
あらゆる全てが
金の力で次々と正当化されていく…

遡る事二〇〇一年のその年
町長や町会議員達が毎日のように
彼女の説得に家を訪れ
二月二六から三月三〇日迄の間に
二五回もの訪問を受けていた…

町の実力者達による度重なる訪問
しかし
それはこの物語の序章でしかない…

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