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猛暑の中、花の葉がやけどをするくらいの日々が続いています。
それでも少しずつ変化を見せながら庭の花たちが咲いています。
「夕顔」も暑い日のため蕾を持っても咲ききれず散ってしまうものが多くありますが夜半に
なると純白の美しさを見せてくれます。ただ闇に咲いていますのでライトで照らさなければ
見られません。その香りの良さは猛暑を忘れさせてくれます。涼風が吹くようになると夕方
から見られ、今日はいくつ咲いたか幼児のように数えながら楽しんでいます。万葉植物の「檜
扇」「南蛮ギセル」は強いから生き残ってきたのでしょうか。元気に咲いています。ちなみ
に「南蛮ギセル」は万葉のころは「思い草」といったようですが南蛮人が吸っているキセル
に花の形が似ていることから名前が「南蛮ギセル」に変わったようです。個人的には「思い
草」のほうがよいと思っています。この2つの花は義母が作っていたものを受けついだもの
ですが毎年咲いてくれます。思い出を運んでくれるうれしい花です。
猛暑の中でも秋の近さを知らせるように「吾亦紅」「ほととぎす」「秋海棠」も咲きだしま
した。また初秋から咲きだす朝顔「天上の碧」が蔓を伸ばし咲きだしましたが、この猛暑の
ため花が開ききれないようです。
暑さに負けないように花たちに葉水もたっぷりあげながら朝夕の水やりが私には欠かせな
い毎日となっています。