緊急事態宣言の延長に、水を差すような事を書くけどさ。
新型コロナウイルスという未知のウイルスに対して、我々日本人はどういうイメージを持っているだろうか。
想像してみました。
おそらくは、映画「マーズアタック」に出てきた、凶悪な火星人みたいなイメージじゃないでしょうか。
「未知との遭遇」の宇宙人じゃない。
でもこの未知であるという事が、人類を不安のずんどこに突き落としているのではないかと思うんですよ。
オーバーシュートなんて未知の言葉を聞くと、「オーバーシュートってなにかしら?」「ゴールキーパーの頭を越えて決まったゴールのこと?」。
もう、言葉から連想するイメージが日本中を駆け巡ったことでしょう。
それから二ヶ月。
未知のウイルスが、実は同じコロナウイルスのSARSに似ているという事が分かってきた。
しかも当時、日本人の患者数が(感染者数という言葉もくせ者だと分かった)0人であった事と、今回の日本の死亡者数が外国にくらべて低く過ぎることの共通点がある。
そして、それに比較して、インフルエンザの年間の死亡者数の一万人が意味するものは何なのかということだ。
要するに、毎年インフルエンザの嵐の吹き荒れる中で、一万人の死者を出しながら、我々はすでにオーバーシュートを体験しているのである。
と、「おどれら正気か!」で知りました。
詳しくは番組で。
「いやー今年は社員全員がインフルにかかっちゃって大変だったよ」なんて話をしていたあなた。
あなたはその時、オーバーシュートの中にあったということなんですよ。
知ってた?。
だからって毎日毎日、テレビで感染者が増えましたなんてやらなかったんだよ。
自粛で経済活動を止めるなんて、愚かなことはしなかった。
緊急事態宣言を延長しようが、日本人はもう自粛なんかする必要はない。
予防に徹して、この経済危機を乗り越えようではありませんか!