昨日のDOJOで身請けの話しを聴きながら、ふと浮かんだのが『紅い花』というマンガ。
ストーリーは身請けとは関係ないんだけどね。
山の中で出会った男の子と女の子の話しでさ。
熱烈な恋愛の話でもない。
体の変化に苦しむ女の子が、おとなしく少年に背負われて、山を降りていくというラスト。
背負われている女の子が何を思っていたのかも語られず。
少年の「ねむれや」というセリフでマンガは終わるんだよ。
その「ねむれや」というセリフが、身請けの話しを聞いていて思い出した。
なんで女の子が苦しんで頑張ってるのか男の子には分からない。
分からないけど手を差し伸べたくなったんだろう。
おとなしく背負われた女の子も、いつまでも背負われたままでいるわけでもないだろうけどさ。
時にそういういきさつで一緒になってしまう事もあるでしょ。
そんな気持ちがちょっと分かる気がしたのよ。