絵を動かす以外にデザインの仕事も時々やりますが、センスが良いか悪いかというのはよく分かりません。
じゃあ何が決め手になるかというと、自分が感情移入できるかどうかなんですよね。
感情移入できるなら、キャラクターの服装はなんでもいい。
やたらと服装に詳しい方もいますが、そういうところはそういう方に任せてですね。
感情移入できる顔つきや肉体にばかりこだわってます。
映画の俳優さんも、みんなイイ顔してるじゃないですか。
立ち姿とかもね。
見てるだけで満足しちゃう。
ストーリーの事はそっちのけで見てますよ。
だから目指すところはそこなんですよね。
安彦良和さんはガンダムでそれをやろうとしてたんじゃないかと思うんですよ。
ただ2Dアニメは同じキャラクターを何人ものアニメーターが描きますから、放っておいたら絵がバラバラになるでしょう。
どんなに仕事の手が早い安彦さんでも、それを全て自分の絵にするには大変な労力がいるわけでね。
そういう事を考えると、3Dアニメの方がいいかもなぁと思う事もあって。
でも映画俳優のような存在感は難しいのかぁ。
存在感という事でいうと、ナウシカはバツグンでした。
声もぴったりでね。