黄昏人生徒然日暮らし

人生黄昏時になり今を大切に、趣味の仏像彫刻・歌声・写真・散策・読書・日記・フォトチャンネルを徒然なるままに掲載します。

北鎌倉駅周辺を散策

2017-05-20 | 日記
昨日は北鎌倉の円覚寺を参拝し境内のお気に入りの場所を散策し、人影のない龍隠庵(りょういんあん)の庭でのんびりしましたが、庵は戸がしまっており聖観音は拝観できませんでした。

次の目的地である明月院近くの葉祥明美術館の「赤毛のアン展」を見た後に、そばにある一番の目的地「北鎌倉紫―ゆかり」で昼食を摂りました。

同店はミシェランでも星をいただくフレンチレストランのカジュアル店であり先日テレビで紹介されました、施設に入居している明日をも知れない超高齢の義母がいるため遠出もできないので、せめてたまには外食でおいしいものを食べたいとの大蔵大臣の妻の希望で入店しました。

外観は和食店のようで、室内も茶色の古民家風で客も中高年ばかりで落ち着けました。
ランチセットは1種類のみで「国産牛肉のビロード煮と鎌倉・三浦野菜20種類のサラダと自家製ライ麦パンのセットです。そして評判のプリンを注文しました、どれも美味しかったです、スタッフも笑顔が溢れ感じも良く自然に会話が出来て居心地が良かったです。値段は「鰻」を食べるよりも安いのでは?

プチ贅沢をしましたので夕食は当然冷蔵庫の残り物ですませ帳尻合わせをしました、巨人も勝ったので良い1日になりました。

円覚寺





龍隠庵(りょういんあん)からの眺め



龍隠庵(りょういんあん)


円覚寺境内にて






葉祥明美術館



紫ーゆかり




ノルディックウォーキングとは

2017-05-18 | 健康
最近高齢者を中心に少しづつノルディックウォーキングの愛好者が増えてきています。
ノルディックウォーキングとの出会いは、まだ言葉も聞いたことがない11年前に長野県飯山市の斑尾高原でノルディツクの選手から半日講習を受け足腰や身体に良いものだとは実感できましたが、まだ認知されていない時だったので体験しただけで終わりました。

ノルディックウォーキングはクロスカントリースキーの選手が夏の間が体力維持強化トレーニングとして行っていたスキーウォークをポールを使った簡単な歩行運動としてフィンランドで紹介され、誰でもできる運動としてヨーロッパ中心に人気が高まり日本に上陸し、中高年中心に広まってきました。

季節を問わず誰でも始められ、専用の2本のポールを使用することで効果的な有酸素運動が得られ下半身だけではなく・腕・上半身の筋肉など全身を使うエクササイズであり、安全で効果的なトレーニングですので年配者にもおすすめで、長時間の歩行も楽々で正しい歩行姿勢になるそうです。

最近はノルディックウォーキングをしている高齢者を良く見かけるようになりました、私も3年ぐらい前から始めています。最近は軽い足裏の痺れ・軽い痛みなどで整形外科の薬を飲んでおりますが普通に歩くには問題なく、内科医からは歩けと言われているので足の具合と相談しながらノルディックウオーキングを再開したいと思っています。

ミニミニ工房の掃除と一部模様替

2017-05-17 | 日記
午前中は買い物の途中に長女宅へ子供の日の写真を届けました、お目当てのワンコ2匹は飛んできて?顔を見せたのですが散歩後すぐだったので16歳14歳と高齢なダックスはすぐにウトウトしてしまい遊んでもらえませんでした。

スーパーで食料購入しホームセンターでは三段のカラーボックスを購入し机脇の発砲スチロール箱で代用した3段の物入れと交換・整理・廃棄しスッキリしましたが疲れました。

何か気が乗らない時はレイアウト変更や断捨離をするとさっぱりしますが、これで仏像彫刻もはかどることと思います。

ギターの調弦をしてブログに何を書こうかなと考えているうちに夜も更けてきました、明日も穏やかな一日になりますように。

読書「新選組の謎と歴史を訪ねる」

2017-05-16 | 読書
山村達也著「新選組の謎と歴史を訪ねる」KKベストセラーズ刊を読み始めました、「いくつかのNHK大河ドラマで時代考証を担当してきた作者が様々な資料を基に、その謎を解き明かしながら、隊士たちの足跡をたどる」の紹介文に引かれました。

新選組関係・特に好きなラストサムライ土方歳三関係の本は多く読みましたが、小説・映画・テレビなどでも取り上げられていますが、この本は資料を基に多摩から土方歳三終焉の地、函館までを、史実・謎解きをしているとともに、史跡案内・地図もあり観光ガイドとしても楽しめそうですが、読んでも細かいことなどはすぐに忘れてしまうので、困ったものです。

土方歳三については、函館五稜郭・生家のある東京都日野市・歳三の墓・新選組と関係が深い高幡不動尊は訪れましたが、まだ出かけていない京都の金戒光明寺・壬生寺・八木邸他、土方歳三の足跡を訪れるために京都旅行を計画しましたが風邪でキャンセルになり悔しい思いをしました。

その後は家庭の事情で遠方への旅行は控えているので、せめて本の中で旅をしたいと思います。

逗子懐メロを歌う会第2回に参加

2017-05-15 | 日記
雨を心配しましたが、幸いにも傘もさすこともなく発足したばかりの逗子懐メロを歌う会第2回のお手伝いをしました、
「下手がいい、下手でいい、音痴でいい」大きな声を出し、その時代を思い起こしながら楽しく歌いましょう」大きな声で昭和歌謡を歌うことでストレス解消にもなります。

今日は逗子市・横須賀市以外に川崎市からの参加者もあり。前回より参加者が多少増えてきました、伴奏はR1グランプリの準決勝まで残ったピアノ芸人です。

曲目は「白い花の咲く頃・ガード下の靴磨き・ここに幸あり・下町の太陽・逢いたかったぜ・君待てども・旅の夜風・北の宿から・さざんかの宿・南から南から・桑港(サンフランシスコ)のチャイナタウン・みだれ髪・北国の春」計13曲でした。
大声で歌いスッキリしました、今月下旬には横須賀懐メロソング倶楽部に出席予定です。


庭のハコネウツギの花が咲きだしました。

2017-05-14 | 日記
庭のハコネウツギの花が咲きだしました。ハコネウツギは名はハコネウツギでも箱根の山地にはないそうですが、花は長さ3cm~4cmで始めは白色で紅色に変化します。
ウツギは幹の中が空になっているので空木と名付けられたそうです。
この木はなじみの写真屋さんに2,3年前にもらって植えたものですが、今年は大きく育ち花も咲きました。






雨なので仏像彫刻で過ごす。

2017-05-13 | 仏像彫刻

今日は朝から雨なので昨日よりは気温も低いので、落ち着いて静かに仏像彫刻を彫ることが出来ます。
聖観音菩薩の大まかな形は出ましたので、足元から指・衣類の皺の部分他の細かい作業に入りますので上部の破損・傷付け・汚れ防止のために包帯で保護しています、包帯は伸縮性があるので木像の保護のためには最適で、汚れたら洗って最使用できるので重宝しています。
上部まで形を整え終わったら全体を仕上げますが、また包帯を巻きながらの作業となります。

このところ所用・雑用・通院などが多く進んでいませんが、これからは細かく一番気を遣う作業の連続なので、
モットーの徒然なるままにのんびり彫りたいと思います。


読書感想「生き上手死に上手」より心に残った言葉

2017-05-12 | 日記
遠藤周作 著 文藝春秋
 
心に残った言葉を引用し一言コメントしました。

「秋の午後、丘の上に腰をおろし、やわらかな陽のさす果樹園を見おろす人生のあの静かさ、そういう心になれるだろうと思いました。そして不惑というのはこの境地をさすのだと考えました。」
「しかし現実に年をとってみると、右に書いたような心境は私にはなかなか手の届かぬことがわかりました。」
「年をとるというのは、澄んだ、迷いのない世界ではなかったのです。逆に妄想や不安にみちたものでした。」

(コメント)すべて狐狸庵先生のおっしゃる通りです。心穏やかで自然豊かな中で花鳥風月を友にして静かに暮らすことは長年の夢ですが、現実的には借地住まいの年金生活者では実現不可能なことです。

先行き不安・東日本大震災に見るように明日の生存さえ解らぬ現実・老いに伴う健康不安・介護の問題・頼りにならない政治社会などを抱えながら懸命に生きてもゴールは死であるという諸行無常が頭の中から離れないのが現実であり、仏様を彫っても般若心経を唱えても凡人ですから静かな心には残念ながらなれませんね。

遠藤周作氏は純文学者でキリスト教を扱った深刻な題材が多いのですが、ぐうたらシリーズなどユーモア溢れるエッセイなどの時は雅号を狐狸庵山人(こりあんさんじん)と名乗っており二つの顔を持っており、若い頃はぐうたらシリーズは良く読みました。


歌舞伎を見に明治座へ

2017-05-10 | 日記
歌舞伎の券を2枚もらったので今日は小雨が降る中、東京都中央区日本橋にある明治座に出かけました、座席は3階席左側の一番上で花道と舞台の左はじの方は見えない一番安い3000円の席です。

幕間に食べる弁当は高いので注文せず、途中のコンビニでパンやお握り・飲み物を購入して節約です。

明治座5月花形歌舞伎昼の部の演目は「月形半平太」「三人連獅子」で私が知っているのはテレビでもおなじみの片岡愛之助だけです。

歌舞伎は妻に連れられて3回目ですが、正直なところあまり興味がありませんが日本の伝統芸ですのでそれなりに楽しんでいます。

月形半平太は新劇の時代劇ヒーローであり歌舞伎というより新劇タッチで正直退屈し、妻も途中でウトウトしてたとか。

お目当ての「三人連獅子」は見事で、会場も盛り上がり拍手が鳴りやみませんでした、風邪気味でも無理して出かけた甲斐がありました。

歌と共に「船頭小唄」

2017-05-09 | 歌・音楽
「船頭小唄」  野口雨情 作詞  中山新平 作曲
1 おれは河原の枯れすすき 同じお前も枯れすすき
   どうせ二人はこの世では 花の咲かない 枯れすすき
2 死ぬも生きるもねーお前 水の流れに何に変ろ
俺もお前も利根川の 船の船頭で暮らさうよ
3 荒れた真菰に照らしてる 潮来出島のお月さん
   わたしゃこれから利根川の 船の船頭でくらすのよ
4 なぜに冷たい吹く風が 枯れたすすきのふたりゆゑ
熱い涙の出たときは 汲んでお呉よお月さん
5 どうせ二人はこの世では 花の咲かない枯れすすき
水を枕に利根川の 船の船頭で暮らさうよ


この歌は大正11年に野口雨情が新民謡「枯れすすき」として発表したが、作曲者中山晋平が「船頭小唄」として発表し、第一次世界大戦後の不況で暗い世相を反映しており、映画化もされ大ヒットし、のちの昭和歌謡・演歌などの源流になったそうです。

この詞は野口雨情が故郷の利根川を舞台に不遇の時代を経験した心の反映であると言われていますが、映画では閉塞感への嘆きではなく明るいラブソングとして扱われているように、出直しの歌であり「地に足をつけた、身の丈に合った暮らしをしてゆこうよ」と前向きの歌でもあると私は思っています。

また、歌詞の「死ぬも生きるもねーお前 水の流れになにかわろ」は「行く川の流れはたえずして」で始まる有名な鴨長明の「方丈記」の無常感を意味しているように感じます。

*野口雨情は他にも十五夜お月さん・七つの子・紅い靴・シャボン玉・青い眼の人形外童謡・新民謡・校歌などを多数作詞しています。