競馬は別名『ブラッド・スポーツ』とも言われていますね。
過去のレース成績や体質など、血統は馬の能力をある程度予測する手がかりとなります。優秀な血統を持つ馬は、より良い成績を残しやすいと考えられています。
スタニングローズは、2022年の秋華賞、フラワーカップ、紫苑ステークスを制している
名門牝系「薔薇一族」の一頭で、秋華賞を含む重賞で結果をだす。祖母ローズバドも活躍馬。力強い走りで、長距離戦もこなせる器用さを持っている
薔薇一族とは?
フランスから輸入された牝馬を祖とする一族
4代母にあたるローザネイがフランスから輸入されたのが始まりです
一族全体に共通する特徴は、スピードの持続力と終いを爆発させるような脚力を見せることが多いです。
2001年ローズバドがオークスや秋華賞、エリザベス女王杯で後方一揆のレースで惜しくも2着という結果に。
オークスではクビ差、エリザベス女王杯ではメンバー最速の33.4の豪脚で追い込むも、先に抜け出した武豊騎乗のトゥザビクトリーに鼻差届かず涙した。G1勝利が長年の悲願でした。
ローザネイ→ロゼカラー→ローズバド→ローザブランカ→スタニングローズと受け継がれた薔薇一族
スタニングローズが薔薇一族に2022年の秋華賞を制し、悲願のG1勝利を達成しました。
ローズバドは420キロ台、その母ロゼカラー420キロ台でスタニングローズはこれまでの薔薇一族の馬と比べて体格が大きく、より長く力強いレースができることを証明した
薔薇一族の牡馬ではローズバドの産駒であるローズキングダムがジャパンカップと朝日杯を制覇しています。
ジャパンカップでは日本競馬史に残る波乱が起きる。1位入着した名牝ブエナビスタが、先行抜け出し粘るキングダムを差し切る際に、接触して進路を妨害し大きな不利を与えたとして長い審議の結果、2着降着となる前代未聞の結末を迎えたのだった
なぜスタニングローズが注目されるのか
薔薇一族という歴史ある血統を持つことが、大きな注目を集めています。
秋華賞制覇により、その能力の高さが証明され、
今後の活躍次第では、薔薇一族のさらなる発展が期待されます。
スタニングローズは、名門牝系「薔薇一族」の悲願であったG1勝利を達成したことで、大きな注目を集めています。瞬発力とスピードを兼ね備えた血統であり、今後の活躍が期待される一頭です。
余談になるがローズキングダムが2着になった第71回菊花賞では3連複46,410円の高配当をもたらし、有り難く頂ました。ありがとうございました。