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気ままに生活してるシニアの残日録

都電荒川線と西早稲田の金城庵

2024年09月15日 | グルメ

早稲田大学に用事があって行くことになった。ここに行くときはいつも東西線を使っていたが、この日は王子駅に出て、そこから久しぶりに都営荒川線に乗ってみようと思った


(王子駅から乗り込む、結構混んでいる)

以前も王子駅から乗ったので要領はわかっていた、この荒川線は三ノ輪橋~早稲田間(12.2km・30停留場)を運行している、東京で路面電車が走っているのはここだけか、他に思いつかないが調べてみると世田谷線があり、三軒茶屋から下高井戸までの5キロ、10駅を18分かけて走っているそうだ

荒川線は「東京さくらトラム」という愛称ができたそうだ、知らなかった、沿線に桜の名所が多いからか、料金は大人170円、Suicaも使えて便利だ


(終点の早稲田駅にて)

王子から乗り込むと、しばらくは自動車道路の路面を自動車と並んで走る、車にぶつかりそうでちょっと怖かったが面白かった、途中から電車専用の線路になり一安心、沿線の各駅からはいっぱい人が乗ってくる、本当に地元の人の足替わりになっている感じだ、バスより安いから利用するのか

30分くらいで終点早稲田駅に到着した

さて、ここで昼食、どこにしようかとあらかじめ考えて、そば屋の金城庵に行くことにした、荒川線の駅から歩いて5分くらいの便利なところ、店のホームページによれば、大正八年創業、故三島由紀夫が楯の会に集まったお店と知られておりますとある、ありゃま、三島の本は最近読んだばかりだが偶然だ

昼時を少し外して1時過ぎに到着、ドアを開けて店内に入ると直ぐに座れた、テレビでも何回か取り上げられているようだが知らなかった

店内は典型的な町のそば屋、昔ながらの良い雰囲気を出している、結構広く、4人掛けのテーブルのほか、大テーブルもある、店員も多く、テキパキ働いている感じに好感が持てる、大きな冷蔵庫には日本酒の一升瓶が冷えていたし、棚には焼酎の一升瓶も並んでいた

今日はこの店の名物という上かつ丼定食にした、1,480円、しばし店内の雰囲気をじっくりと味わいながら待つ、そして、出てきたものをさっそく食べる、先ずはそばから、食べると麺はちょっと固めの湯で加減だが問題なし、箸先にわさびをちょっとつけてそばを手繰り、つゆに半分付けて啜りこむ、おいしい

次にメインディッシュのかつ丼、かぶりつくように食べる、卵とじしたトンかつが玉ねぎに絡んでおいしい、ご飯の量も多からず、少なからず、ちょうどいい、箸だけでなくレンゲがついているのが有難い

おいしく頂きました、いい雰囲気の店でした、こんな店で夜一杯やったら最高だろうなと思った



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