ゆっくり行きましょう

ストレスのない生活を楽しむシニア

演劇「殺しのリハーサル」を観劇

2025年01月15日 | 演劇

ティアラこうとう大ホールで演劇「殺しのリハーサル」を観劇した、6,500円、4時半開演、5時半終演、座席は7割がた埋まっていた

原作:レビンソン&リンク
翻訳:保坂磨理子
演出:鈴木孝宏

「殺しのリハーサル」は刑事コロンボの生みの親、レビンソン&リンクが、全盛期の1982年にTV映画として書き下した作品

あらすじは、

ブロードウェイのとある劇場、誰もいない客席に姿を現す劇作家アレックス、一年前の今日、恋人であった女優モニカが、自らの主演舞台の初日、自分との婚約発表を目前に謎の死を遂げた、自殺と処理された彼女の死を殺人事件と断定したアレックスは、事件後行方をくらましていたが、 丁度一年経ったこの日、この劇場に当時の舞台関係者を招集していた、続々と集まる俳優たち、そして演出家、舞台監督、プロデューサー、新作の稽古と称してこれからアレックスが行うのは真犯人を暴くための「殺しのリハーサル」だった

出演:伊藤洋三郎/紫城るい/山本みどり/清雁寺繁盛/川原洋一郎/庄田侑佑/松浦海之介/岸田茜/岩田翼/新藤真耶/馬場真佑/坂上麻優

観劇した感想などを書いてみたい

  • ホールに到着して今回も事前予習のために公演プログラムを1,100円で購入して開演までの間に読んだが、実際の演技を観て、最後のどんでん返しという意味が分からなかった
  • 1年前に一緒に公演した舞台の役者やプロデューサーなどが劇作家アレックスの呼びかけで再び集まってアレックスの新作のリハーサルをやる、ということで舞台がスタートし、リハーサルを進めていくがその途中で刑事が出てきて、メンバーが逃げ出さないように見張るという、その辺から不自然なストーリーになってきて、最後はこの刑事が実は偽刑事であり、何が重要な役割を演じるというものだが、さっぱりわからなかった
  • 自殺したモニカというアレックスと婚約する予定の女優は他の役者に殺されたという、その真犯人の犯行の証拠というトリックも「何ーんだ、それかよ」というもので、どんでん返しというほどのものではないと感じた
  • それぞれの役者は良く演じていたと感じた、ホールが結構大きく、セリフが聞こえないのではと心配したが、R席にいた私にも役者たちの声は良く通った、発音がはっきりしていて、発声方法もよく訓練されているからでしょう、怒鳴るような話し方はしていなかったのは良かった
  • 役者の中で特に頑張っている感が出ていたのがアレックスの秘書役を演じた坂上麻優だ、テキパキした性格の秘書の役を可愛らしく演じていたのに好感を持った
  • 今回の舞台の場面転換は舞台の奥行きの途中に黒幕が出てきて舞台の横幅3分の2くらいを隠し、その客席では見えない黒いカーテンの向こう側で転換後のセッティングが準備されるというもので、よく考えたうまいやり方だと思った
  • あと、この日の公演は午後4時半開演だったが、大ホールはこの公演だけだったのでなぜ2時か3時開演にしないのかなと感じた

演劇というのもなかなか難しいものだと感じた

この日は少し早く到着したので、ティアラこうとうのすぐ前にある猿江恩賜公園をブラブラした、スカイツリーが見えて良いところだと思った

※ このブログを投稿する際、タグに「殺しのリハーサル」とこの演劇のタイトルを入れたら、この言葉でタグは利用できませんと出た、なるほど、殺人のやり方をネットで共有するような投稿とみなされたのでしょう、恐れ入りやした



最新の画像もっと見る

コメントを投稿