安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

安くて美味しいワインを探し求めて東奔西走!ワインだけでなく、様々なお酒や出来事もアップしていきます。

ラ・クロワァード・レゼルブ・ピノ・ノアール2014、春を感じさせる一本

2016-04-11 00:56:15 | ワイン
ピノ・ノアール!
このところご無沙汰で、春の陽気に誘われか飲みたくなりました。
食事は、豚肉のソテーの鰹のたたき風薬味野菜のせポン酢醤油なので、どう考えても白なんですが、ショップでさんざん迷ったあげく、最後はラ・クロワァードのピノを握り締めレジの前に立っていました。



ラ・クロワァードは1998年に南フランスラングドックルーション地方のカルカッソンヌに設立されたワイナリーです。
このピノは早摘みしたブドウと完熟したブドウの両方をブレンド、そしてその30%フレンドフレンチオークの樽で熟成されています

香りはアメリカンチェリーのエキスで作った飴細工か砂糖細工(そんなもの無いとこわかってますが、でもそんな感じ)。穏やかな酸味、そしてタンニン。甘さを感じるけどしっかりした辛口のベリー系で、暖かみのある飲み口です。
ただ、時間がたつと他のワインなら複雑になるのに、これは反対に単調になってしまいました。ちょっと不思議です。
食事とは、ぜんぜんダメというわけではありませんでしたが、案の定少しミスマッチ。でも美味しかった。



もうひとつ、春の陽気に誘われてなのか、こちらも永らくご無沙汰している友人から電話が、このピノをのみ終えたころありました。
お変わり無く、お元気そう。嬉しいですね!
ワインもたしなむそう。ぜひ、今度ご一緒に美味しい一本を開けましょう!

いい春の宵でした。




シャトー・ビュット・ド・シャルマーニュ2011  瓶もがっしり、エチケットも期待させる一本・・・

2016-04-09 09:42:00 | ワイン


瓶は重くがっしり、浮き彫りまで施してあります。エチケットはルイ・ジャドウを思わせる天使(?)の彫刻のモチーフ、ヴィンテージは2011で今店頭に出ている中では少しだけ年月を経ています。



ボルドーはサンテミリオン地区の南にあるカバラ村産赤ワイン。メルロー90%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%、カベルネ・フラン5%から造られています。
グラスに注ぐと案外サラッとした感じ。黒みがかったルビー色です。
黒コショーのようなスパイシーな香り、酸味、タンニンとも案外強い。
・・・でも、ただそれだけでした。
ポアラーを使ってみても、時間が経っても、何も出てこない。複雑さも、飲み応えもありません。
評判は悪くないようなんですが、ハズレの一本を買ってしまったのでしょうか。
外見から高まっていた期待は、ちょうど今の時期の桜の花びらのようにヒラヒラと散っていったのでした。



コセチャ・タラパカ・シャルドネ2015 パインの香り

2016-04-07 19:27:17 | ワイン
コセチャとは収穫の意味。
タラパカのデイリーユースのワイン。
大粒の牡蛎フライに合わせました。ソーヴィニヨンブランにしようかと思ったのですが、辛口シャルドネということなので今回はこれで。



ちょっと揚げすぎの牡蛎フライでしたが、ジューシーで美味しい。
タルタルやソースではなくて、ポン酢醤油にラー油を垂らしていただきました。
タラパカは、パイナップルのような香り、若いためか炭酸で少しピリッとします。ラー油ポン酢醤油の牡蛎フライにもいい感じです。

ヴィーニャ・タラパカはチリセントラルヴァレーで1874年に設立された伝統あるワイナリー。
品質の良いワインを生産していますが、このコセチャシリーズは廉価版の気軽に飲めるタイプです。エチケットも安っぽくないのがいいですね。



TOKYO STATION ワイン ラウンドヒルシャルドネ 思いもよらない風味でした

2016-04-05 10:07:40 | ワイン
色々なキノコや海老などの天ぷら。いつもならソーヴィニヨンブランのところですが、ストックしてあったTOKYO STATION ワインのシャルドネを開けました。
このワイン、東京駅ブランドですが、中身はカリフォルニアワイン。セントラルバレーのラザフォード・ワインカンパニーのものです。



なんとなくフルーティな香り、少しナッツのようなニュアンスも。ハチミツのような粘性も感じます。そしてほのかに甘い。ガムシロップを入れた薄いアイスティーのよう。
普段は感じるシャルドネらしさが見当たりません。
醸造の仕方によっては、こんな感じにもなるんですね。
でも、これは好みではないなぁ。
だいたい天ぷらには合わない!
油っこさを、さらっと流してくれるような、さわやかな酸味の辛口でないといけません。



昨日のワイルドピッグをこっちに持ってくればよかった・・・。


ワイルド・ピッグ ソーヴィニヨン・ブラン2014

2016-04-04 14:19:18 | ワイン
猪の絵(?)のエチケットのフランス南西部ラングドック地域のヴァン・ド・ペイワインです。いかにもソーヴィニヨン・ブランという味わいです。
レモンやグレープフルーツ等のようなさわやかな酸味の柑橘系。でも、ちょっと冷やし過ぎたら単なるレモン水状態に。
温度が上がって、終わりごろにはパイナップルの香りも出てきました。



エチケットの絵ですが、ラングドック地方にいるグレタと呼ばれる、豚や猪の仲間の動物。ブドウの収穫時期になると、畑に姿を現します(ブドウを食べにくるの?ある意味害獣ですな)。
グレタが畑にいれば、その畑のブドウは美味しいと言い伝えられてきたそうです。そのグレタをエチケットのモチーフにしたワインなのです。
なるほど、このワインの他にも猪をモチーフにしたエチケットのワインをいくつか見かけるますが、こういう言われがあったのですね・・・(諸説あり)。