米のきのした 大阪河内長野の米屋の嫁ブログ

大阪 河内長野市北青葉台にある米屋の嫁です。

名水湯豆腐

2009年11月30日 | お米
先日の定休日、旦那様が奈良県天川村へ「ごろごろ水」の仕入れに

行ってきてくれました。

私は家事に追われてお留守番でした。

で、お土産に天川でも有名な、「山口屋」の名水豆腐を

1丁買ってきてくれました

1丁250円から300円に値上がりしたそうです

夏場はこれで冷奴にしますが、今回は湯豆腐です

豆腐がしまって味が濃く感じて美味しいんです

やぱり、美味しい豆腐は綺麗な水が沸くところでつくられるんですね

春の梅の時期もいいですし、夏の川の水しぶきを浴びに行くのも最高に癒されます

ぜひ、行ってみてください






おはぎ

2009年09月05日 | お米
気候も良くなり、食欲も出てきて無性ににオハギを食べたくなり、

「おはぎ」を作ることにしました

餡子は粒餡です

昨日のウチに餡を炊いて味を馴染ませておきました。

小豆を沸騰しては捨てのふきこぼしをし「灰汁」を取り除きます。

また、水からじっくり指で潰れるくらい柔らかくなるまで炊きます。

お湯を捨てて、そこにお砂糖を入れ優しく混ぜます。

少しお塩も忘れずに。

お餅は、米(もち米二合に対してうるち米を0.5合)を洗って半時間くらい浸水して炊飯します。

もち米だけだと、次の日固くなるので白米を二割たします。

炊けたらアツアツのうちにすりこ木で潰します。

半分くらいつぶすので、「はんごろし」と言うそうです・・・

餡子とお餅を同じ大きさに丸めます。

(お餅を丸める時に塩水を付けてて丸めると丁度いい塩加減で美味しいです。)

餡子をラップの上に平たく伸ばしてお餅をくるみます。

綺麗にできました~。

しかも、美味しい・・・

実は、初めて作ります。実家でいた時は丸めるのを手伝うくらいでしたが

全部作るのは初めてでした。

二合半のお米で12個できました。

レシピでは、18個くらいと書いてあったので少々大きいおはぎですが、

良しとします

お彼岸におはぎを作る方も多くいらしゃいます。

店内ポップの写真に使いましょっと




釜
お米のご注文は米のきのしたへ


田植え

2009年05月23日 | お米
先日実家へ帰った日、ちょうど田植えの忙しい時分でした。

七時過ぎでしたが、だいぶ外は明るく、畦の草を刈った匂いと、土の匂いが少し

懐かしく感じました。

水路は、水がどんどん流れていて、家に入るやいなや母が

「お池の水停めにいかなぁ~あかんわぁ」と忙しそうでした。

実家は、「ヒノヒカリ」と「ミネアサヒ」を育てています。

小さい頃は、田植えの時期は近所の水路で空になった苗箱を洗う手伝いをよくしました

お池から流れてくる水をせき止め、タワシで箱の裏にしっかり絡みついた根と土を

洗い流すのです。

ビショビショに濡れるので、最終的に水着に着替えてした記憶があります

確か母が「着替えておいで~」と言ったような・・・。

低学年の頃ですけどね

あっ、ちなみに途中蛇が一緒に流れてきたりします

「ひ~


小さい頃は楽しく、高校卒業してからは仕方ないと割り切って手伝っていましたが、

思春期はやはり嫌だったな~と思い出しました。

「米食うなら手伝えよ~!」と父に言われ、

「たべるよね~」と思い、仕方ありません。

そんな私が、縁あって今では米屋の嫁っこに。

今ではそんな子供の頃の経験も良かったなと思えます。

あんばい育ててもらい、両親に感謝です



胚芽白米が発芽しました

2009年04月19日 | お米
先日の玄米に続き、「胚芽白米」も水に浸けて二・三日すると発芽しました

お椀に、「胚芽白米」と水を入れラップをかけ、空気穴をあけました。
日当たりのいい所において数日。
胚芽の部分が「プクッ」とふくらみ、数ミリ芽をだしているのもありました

当店の「胚芽白米」は「胚芽精米機」を用いて、丁寧に時間をかけて精米します。
通常の「分つき米・胚芽米」は白米の精米機で黒く搗くだけですので、
どうしても胚芽も削れてしまいます。
当店の「胚芽白米」は「胚芽」を残しつつ、ヌカ層を削り白米に仕上げています。
この、胚芽が本当に「生きているお米」なのか自分の目で確かめてみました。

すごいですね、胚芽白米!!
ほんまに、生きています。
精米しても、胚芽の部分が残っているから発芽しました
米は、発芽しようとするときに「ギャバ」が発生し、自らベストの状態に導き、
もっとも栄養価が高くなり、甘みも増すといいます。
ですので、白米同様、「胚芽白米」を炊飯する時は、しっかりと浸水してくださいね。

お米本来の栄養分を捨てずに、いただく。
すばらしい食品だと思います

発芽玄米

2009年04月08日 | お米
芽がでました

玄米から芽が出るのは、お米が生きているからです。

白米からは芽は出ません。

ですが、機械で乾燥し、低温倉庫で保管するお米でも発芽するのか

自分の目で確かめてみました

温度管理が一定にできなかったので、発芽に日数がかかりました。

普通、30度くらいの水温で、6時間おき位に水を替えるそうです。

よそのHPに冷蔵庫の上が暖かいと書いてあったので、我が家の冷蔵庫の上を

触ってみました・・・。

ホコリがいっぱいです

それは、いいとして、あまり温かくなく、コタツの上もさほどで、
しかたなく、日中は太陽のあたる所で温めていました。

二日で一ミリくらいの芽がでているのがわかりました

ですが、私の「発芽玄米」は、水が発酵し麹のような臭いがしています・・・

ちまたで販売されている「発芽玄米」などは保存性を保つために塩を多く入れているそうです。



当店の胚芽白米も水に漬けると芽が出るそうです。

だから、シールに生きているお米!!胚芽白米と書いてあるんだ!と納得!!

今度、胚芽白米でもやってみます