今年の冬至
冬至とは1年で一番昼間の短い日で、2014年は12月22日が冬至にあたります。
2014年の冬至は、普段の冬至とはちょっと違い、「朔旦冬至(さくたんとうじ)」と呼ばれる
特別な冬至です。
これは、新月と冬至が重なる年の冬至のことで、19年に1度しか訪れません。
古来、冬至は極限まで弱まった太陽が復活する日、すなわち「復活の日」とされてきました。
太陽と月の復活の日が重なる朔旦冬至は、非常におめでたい日だとされ、
古来朝廷では盛大な祝宴を催したといわれています。
今度の「朔旦冬至」は31年先らしいです。
冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています。
にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかん……など「ん」のつくものを運盛り
といって縁起をかついでいたのです。運盛りは縁起かつぎだけでなく、
栄養をつけて寒い冬を乗りきるための知恵でもあり、土用の丑の日に「う」のつくものを
食べて夏を乗りきるのに似ていますね