先日、毎年、恒例になっている伝統工芸展に行ってきました。
研修という形で店で臨時休業まで頂いて出掛けている、
私にとっては大変楽しみな、勉強にもなるイベントなのです。
昨年は第60回ということで、皇室の方も来賓で来られたそうで、作品数も多く
立派なものが色々ありました。
昨年は、大阪梅田のJR三越伊勢丹で行なわれていて、やはり三越なので工芸品演出
が見事で、作品も際立って見えました。
今年は、今話題のあべのハルカスが会場でした。受付で会場のフロアを聴くと
2つの会場に分かれているとのことで、まず、11階の会場へ。
一目散に木工芸品の展示スペースに直行です。しかし、ちょっと残念に感じました。
作品が前回と比べて、小さくなっているのです。
原因は、まず使用する銘木材自体がなくなってきているということ。
そして、伝統工芸士など匠自体の年齢が高齢化してきているということ。
後継者の方々に早く育って頂き、技を継承してもらいたいと感じました。
二つ目の会場のフロアを聴くと、なんと24階!
行き方はエレベーターを三回乗り換えるとのこと・・・。
ハルカス中を歩き回り、やっと24階へ、
そこは、大阪芸術大学のサテライトキャンパスになっていて、11階とは、
少し違う印象でした。
この大学で学ばれている学生さん達! 銘木が少なくなる前に早く立派な
匠になって下さい!
心の中で、必死で叫んでいました・・・。
【工芸品ショップ泉亀(いずかめ)】ショップサイト
http://www.izukame.com