先日から、息子が小学校で和太鼓を教えて頂けることになりました。
息子は、1年生の時から、学童保育に通っていますが、運動場で遊んでいるか、学童保育の部屋で本を読んだり、
DVDを見せてもらったりして過ごしているそうです。
「どうせ、家にいるなら、学校で友達と遊んでこい。」と思い、通わせているのですが、学童保育へ行っても、自分勝手に
遊んでいるようです。
「どうせ、学校にいるなら、和太鼓でも、きちんと教えてもらってこい。」と思い、今回、習わせて頂くことになりました。
講師は、地元の割烹料理店を営まれておられる方で学校支援活動の一環として協力しておられます。
「太鼓は、魂がこもっているものだから大事に扱うように。」とまず、心構えから教えて頂きます。
そして、「太鼓は、叩くのではなく、打つもの。」という基本もきちんと教えて下さいます。
まさに、大人が聴いても、目からウロコのことばかり、指導下さいます。
最後に、うちの息子が、「好き嫌いはあるか?」と先生から聴かれたそうです。
物怖じしない性格の息子は、素直に「ある。」と答えました。
それから先生から、「じゃあ、何が嫌いか?」と聴かれ、息子は「トマトでしょ、ナスでしょ、ホウレン草でしょ・・・。」と
答え始めました。
先生から怒られるかなと思ったら、先生は怒らず、「いっぱいあるなあ・・・。でもな、人間は、そんな食べ物の命を
頂いて生きているんだよ。だから、ご飯の時は、その命に感謝して、食べなくてはならないんだよ。」と
息子にも分かりやすく、教えて下さいました。
やっぱり、人生の大先輩からのアドバイスには、説得力があります。
本当は、親が教えないといけないことをきちんと指導して下さって、親の立場から本当に感謝です。
【工芸品ショップ泉亀(いずかめ)】ショップサイト
http://www.izukame.com