東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




入っていくといきなり駅員っぽいコスプレの店員さんが「いらっしゃいませ、何名様でご乗車ですか?」と出迎えてくれる。そう、ここはこの22日 アキバにOPENしたばかりの鉄道居酒屋「LittleTGV」。

同じマンションの住民で鉄道マニアのSさん(昨日居酒屋に一緒に行ったSさんとは別の方です、念のため)と一緒に行ってきました。とてもネタっぽくてよかったです(← 正確にはどういう意味なんだろう?書いている本人もよく把握していない (^^;) )。



ホームページはこんな感じです。アキバっぽいですね~。



Sさんがオーダーしたオムライス。車掌っぽいコスプレのウエイトレスさんがケチャップで文字を書いてくれます。Sさんは草かんむりを書いた時点でどんな字を書くのかインスピレーションできたみたいで、「鉄道居酒屋なのに『萌え』とかかくなよー」と言っていました。

ぼくは ビーフカレー。運んでくれたウエイトレスさんが「それではいい旅を」と敬礼してから去っていくのがよかったですね。このフレーズはいいなぁ。いわゆる「刺さる」って言うのかな。思わずタイトルに採用しました。(片岡義男さんの小説「いい旅を、と誰もが言った」を意識しているのは隠し切れません (^^;) )。



ランチ線、サラダ線、揚げ物線 とかに分かれた見やすいメニュー。



ドリンク系のメニュー。つくばエクスプレスがモスコミュールっていうのが自分的には「刺さり」ましたね。モスコミュールのあの色合いをつくばエクスプレスと表現したセンスはグッドだと思う。

ドリンクメニューは5カ所の間違い探し。たとえば日比谷線のアイコンは東西線だったり。「中央線の201系は認めるにしても・・・」とSさんがツッコミを入れていました。

ウエイトレスの女の子もがんばって勉強していて、っていうかホントに鉄道が好きな子が集まっていたのかな。それなりに詳しかったりする。

ウ 「787系のつばめにキューンなんです」
S 「え~っ、あれは6両編成で5両までモーターを積んでいて、すごく重くて
   40トン以上ある車両です。あれにキューンになるかなぁ。」
ウ 「でも、ガッシリしていていいじゃないですか」

とか、ぼくも十分ついていけません (^^;) 。

団体専用列車として利用されている「夢空間」という車両があって、1989年にJR東日本が導入したらしいんだけど、それが今度引退になるらしい。

ウ 「3月の1日と3日に、上野駅で「夢空間」の最後のイベントがあるんです」
S 「品川駅じゃなくて?」
ウ 「え~っ、上野ってききました」
S 「品川にはアキホームがあるけど、上野にはそんなスペースはないんだけどな」

とか、ほとんどついていけない。自分は「2日はやらなくていいのか?」と思うくらいで (^^;) 。

ちゃんと時刻表も常備していたし(2月号で、コンパクト版だったのが残念だったが)、おしゃべりも楽しくて、がんばっていたと思う。

お店を出るときのひと言は「またのご乗車をお待ちしてまーす」だった。




久しぶりに歩いたアキバの路地。春一番にも負けず 活気に溢れてましたね。黄砂が飛んでいたのかな、中央通りで上野方面を見ると完全に霞んでました。



マンションに戻ってからSさんの私室にちょっとおじゃましておりました。上の写真はヤフオクで競り落としたという鉄道雑誌 ダンボール1箱分。110冊入って2万円だったとのこと。「これは安い買い物でした」とSさんは言っていました。



ちょっとぶれてしまいましたが、「電気車の科学」というかなり技術寄りの鉄道雑誌が満載の本棚。本来は下駄箱なのかもしれないけど、びっしり鉄道雑誌が保管されていました。「電気車の科学」という雑誌は回路図とかが満載の完璧な技術雑誌で、写真に写っているのが最後の号だったらしい。以前Sさんと仲間で執筆・編集して、よく売れたという鉄道技術の小冊子も見せてもらったのですが、やはり回路図なんかがびっしり掲載されていました。「これしかないので差し上げられません」とのこと。正直、いらないよね。「乗り鉄」であり、旅が好きな自分にとっては、車両技術とかはあまり興味がない。

Sさんは名門 東○大の鉄道研究会出身で、筋金入りの技術系の人。鉄道に関する話しが 具体的な名称や数字で語られるので説得力がある。「鉄道マニアの鉄則ですから」とさりげないところも技術系の人らしい。



Sさんの部屋にあったメイド喫茶のメイドさんのフィギュア コレクション。アキバ住民の王道を行っている感じですね。

ということで、今日はアキバっぽい、楽しい午後のひと時を過ごしていました。
Sさん、どうもありがとうございました~。

Sさんとは 「次回は祐天寺のナイアガラに行きましょうね~」 ということでお別れしてきたのでした。祐天寺っていうのが渋いですよね、急行も止まらないし。次回も楽しみです。




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