東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




最近ブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)にハマっている人は結構多いかも。結構奥が深くて、おもしろいからついつい時間を費やしてしまったり (^^;) 。

自分もこの「東京日記」というブログにハマり、「ミクシィ」(写真)というSNSに参加している。もともと文章を書くのは好きなので、記事を書くこと自体は苦にならないし、さして時間もかからない。移動中にデジカメでサッと写真を撮ったり(最近は携帯電話で撮影)、会議をしている様子をさり気なく写真に撮ったり、日々の出来事をコンテンツ化することが習慣化している。

先日 社員の一人から「勤務時間中にミクシィをみてもいいですか?」と質問された。すぐにピーンときたけど、ミクシィは何時間前にサイトを開いたか時間表示されるし、他の人のサイトを見にいくと「足あと」ということで訪問時刻が残る。その時刻をみて、「勤務時間中になにやってるの?」と言われるのが気になるんだよね。

それはすごく正常な感覚だと思う。その感覚がある限り、大丈夫だと逆に思う。社員は全員大人であり、SNSを適切に活用していけると信じてる。だから勤務時間内に開くこともかまわない。

もちろん勤務時間内に「長い日記」を書いたり、「長いコメント」を書いたりするのはNGで、そういう活動はさすがに勤務時間外で。でも「ちょっと見てみる」とか「ちょっと調べてみる」くらいのノリはOKのハズ。短いコメントを書くくらいのことがあっても、考えてみればタバコを一服して気分転換するよりは時間的には短い。SNSを適切に仕事に活かしてくれていると、ここは社員を信頼しどころなんじゃないかな。

実際、ブログ・SNSにはすごい可能性を感じている。これまで「インターネットで一番使ってきたサイトは何ですか?」と質問するとほとんどの人が「ヤフー」か「グーグル」と答える。自分も「ヤフー」。それが最近の1ヶ月と期間を区切って同じ質問をすると、自分の場合はなんと1番は「ミクシィ」なんだよね。会社で「ミクシィ」引き込み役を任命した総務のSさんも一番は「ミクシィ」だって。これには自分でも驚いた。調べ物をするにも「グーグル」で調べるよりも「ミクシィのコミュニティ」の中で語られていることの方が、実体験に基づいた口コミ情報で、信憑性が高かったり、質の高い情報が得られたりする。

考えてみればインターネットは数年前までは研究者や技術者のツールで、たとえば今のように主婦層にまで普及、一般化するとは想像できなかった。またあの小さな携帯電話がここまでインターネット端末としての地位を獲得するとは予想できなかった。インターネットが変貌していくとき、それにあわせて自分たちのビジネスが変わっていくことは当然のことだと考えている。

検索中心のインターネットがブログやSNSの登場でコミュニケーション中心、縁作り、縁強化という部分も包含して体質を変えている今、ブログやSNSの活用に躊躇しているようでダメだ。適切に使いこなす。活かしきる方向で進むべきと考えている。

それにしても「ミクシィ」恐るべし。サービス開始から1年。会員はもうじき50万人に達するんじゃないかな。そのうち5%くらいは有料会員になるはず。さらに会員数は伸び続けるだろう。本当にIT革命が進んでいるんだなぁと率直に感じられる、「生きたサンプル」みたいなサイトだと思う。

そして、そのIT革命が進行するなかで、自分たちは何をするのか? そのあたりはまた別途 (^^;) ということで。

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