東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




またしても週刊ダイヤモンドの記事。2月23日号では「会計力の鍛え方」と題して特集を組んでいる。その中で一般では聞きなれない言葉、「XBRL」なる言葉がでてくる。

各種財務報告用の情報を作成・流通・利用できるように標準化されたXMLベースの言語

とのことだけど、これを読んでもよけいわからない (^ ^;) ?

上場企業ではホームページで財務諸表を公開しているのは、IR的にも当然の状況になっているけど、これまで「ホームページで財務諸表を公開すること」は「情報を電子化している」だけで、ペーパーレス化しか実現していない。
XBRLで記述されたホームページで財務諸表を公開することは、「情報をデータ化して公開する」ことになるので、財務データを自動的に取り込んで分析することも、集計作業などで人間の判断作業を大幅に減らすこともできる。

これは劇的な変化をもたらすはず。

CMSの普及などで、ネット上の情報は飛躍的に膨張している。止まらない情報膨張の中で、必要な情報をスムーズに入手して、分析したり、比較したりできるのは有効だ。

「今私たちが使っているものは不便なものではと、疑ってみてほしい。コンピュータ化、IT化が描く理想の実現のネックになっているのは、人間の能力の限界にほかならない」というジャストシステム社 浮川社長さんのコメントが迫力をもって響く。

XMLの恩恵は、ぼくらはすでにブログなどで受けている。いよいよ本格的なビジネス分野でブレイクの予感です。



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (やのしん)
2008-02-27 10:54:13
興味があるエントリーでしたのでトラックバックさせていただきました!

週刊ダイヤモンドの記事、XBRLを取り上げたのは良いことだとおもいますが、説明が余計わかりづらくなっていますよね(^^;

「個人でも手軽にExcelなどで分析ができる」と書かれていましたが、思うに実際はXBRLファイルをExcelで開いたところで訳分からなくなること必至です(笑)たしかに情報は入手しやすいですし、誰でも手に入りやすくなりますが、それを活用するためには結局技術力(XMLを処理する)と分析力(財務情報を読み取る)の両方が必要なんですよね、そこらへんを記事が手軽に扱っているところが、危ないなあと思いました。
 
 
 
XML (としたか)
2008-02-27 23:26:46
やのしんさん、コメント&トラバ、どうもありがとうございます。

そうですね。XMLというフォーマットの効果はわかりにくいですよね。正直なところ、自分も実感がないし、理解していないのです (^ ^;) 。

様々な項目に標準的なタグ付けするようなイメージで考えていました。だとすれば、検索はしやすくなるとは思うけど、資料作成はめんどうくさそうと思っていました。

でもこれからますますこういう方向に進んでいくのですよね。
XMLの作成ノウハウも身につけていきたいと思っています。
 
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