またしても週刊ダイヤモンドの記事。2月23日号では「会計力の鍛え方」と題して特集を組んでいる。その中で一般では聞きなれない言葉、「XBRL」なる言葉がでてくる。
各種財務報告用の情報を作成・流通・利用できるように標準化されたXMLベースの言語
とのことだけど、これを読んでもよけいわからない (^ ^;) ?
上場企業ではホームページで財務諸表を公開しているのは、IR的にも当然の状況になっているけど、これまで「ホームページで財務諸表を公開すること」は「情報を電子化している」だけで、ペーパーレス化しか実現していない。
XBRLで記述されたホームページで財務諸表を公開することは、「情報をデータ化して公開する」ことになるので、財務データを自動的に取り込んで分析することも、集計作業などで人間の判断作業を大幅に減らすこともできる。
これは劇的な変化をもたらすはず。
CMSの普及などで、ネット上の情報は飛躍的に膨張している。止まらない情報膨張の中で、必要な情報をスムーズに入手して、分析したり、比較したりできるのは有効だ。
「今私たちが使っているものは不便なものではと、疑ってみてほしい。コンピュータ化、IT化が描く理想の実現のネックになっているのは、人間の能力の限界にほかならない」というジャストシステム社 浮川社長さんのコメントが迫力をもって響く。
XMLの恩恵は、ぼくらはすでにブログなどで受けている。いよいよ本格的なビジネス分野でブレイクの予感です。
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週刊ダイヤモンドの記事、XBRLを取り上げたのは良いことだとおもいますが、説明が余計わかりづらくなっていますよね(^^;
「個人でも手軽にExcelなどで分析ができる」と書かれていましたが、思うに実際はXBRLファイルをExcelで開いたところで訳分からなくなること必至です(笑)たしかに情報は入手しやすいですし、誰でも手に入りやすくなりますが、それを活用するためには結局技術力(XMLを処理する)と分析力(財務情報を読み取る)の両方が必要なんですよね、そこらへんを記事が手軽に扱っているところが、危ないなあと思いました。
そうですね。XMLというフォーマットの効果はわかりにくいですよね。正直なところ、自分も実感がないし、理解していないのです (^ ^;) 。
様々な項目に標準的なタグ付けするようなイメージで考えていました。だとすれば、検索はしやすくなるとは思うけど、資料作成はめんどうくさそうと思っていました。
でもこれからますますこういう方向に進んでいくのですよね。
XMLの作成ノウハウも身につけていきたいと思っています。