名古屋を舞台にした映画「名も無い日」の上映決定
5/28:愛知、三重、岐阜 6/11:全国公開
それに先立ち熱田文化小劇場にて
日比遊一監督2作品を特別上映
「健さん」、「エリカ38」
昨日に続き観にいきます。
監督は地元・名古屋・熱田出身で小学、中学の後輩との事
身近な場所がどう撮られてるのかとても楽しみだ。
個展も終わり、時間が取れたのでギリギリのセーフ。断片的には何度も観てる映像だが映画館は初めてだ。ステージでの生々しい息遣い、観客の汗、ビートが手に取るようだ。演奏が終わる毎に思わず拍手する自分がいた。アニタは未だ40歳くらいだが既に貫禄十分な姉御スウィート・ジョージアブラウン、ティー・フォトゥーの2曲をバックのコンボを煽り鼓舞して自由自在にテンポを変える。ジェリー・マリガン(bs)とアート・ファーマー (tp)アズ・キャッチ・キャンの素晴らしい掛け合いが楽しい。チコ・ハミルトンクインテットでエリック・ドルフィーが寛いだ雰囲気ででリハーサル、ステージでもフルートを吹いてる姿が印象的。セロニアス・モンクは短いがブルーモンクを朴訥に1曲だけをプレイ。ダイナ・ワシントンはまだ20代だと思うがとてもチャーミングオール・オブミーを明るく声量たっぷりに歌い上げ間奏ではビブラフォンのテリー・ギブスとマレットを無邪気に共に叩くウィントン・ケリー、マックス・ローチのバックも凄く楽し気でアットホーム・まるで仲の良い家族みたいで心が和む。チャック・ベリーは未だヤンチャな兄ちゃん風情でスウィート・リトゥル16を歌うが、意外にもイケメンでビックリ。ルイ・サッチモ・アームストロングは持ち味を充分発揮するが中でもジャック・ティーガーデンとのロッキン・チェアーの掛け合いが素晴らしい。私の大好きなホーギー・カーマイケルの曲で特に歌詞が心に沁みる。マヘリア・ジャクソンのトリは圧倒的な歌唱で3曲を歌いゴスペル・シンガーの本領を発揮する。最後の主の祈りではパンしたカメラが感動に涙する観客の姿を捉える。1958年全編を流れる楽しさ、優しい空気は何だろうか。良き時代の良き音楽環境・世界が再び訪れる事を願うばかりだ。1981年、ジャズ・イン・ラブリーでのライヴを思い出しながら久々、アンプに火を灯しアニタのLP3枚を聴く。
セバスチャン・サルガド”
場の力を遥かに凌駕・サルガドの映像を淡々と語るヴェンダース・・
フォトグラフとは・・光を描くの意味と納得
昨日はタイミング良く”ベルリン・フィルハーモニー”の映像を観た直後で、二重の感動に浸る
改修に当たり10年間も閉館された美術館のドキュメント
美術館サイドの人々、建築家、デザイナー、市民団体との
やりとりは”物事を決める”全ての事柄に通じるドラマ
名古屋では今池シネマテークにて