平成も、もう１９年か・・・
白鳥国際会議場は、平成元年、名古屋市制１００周年記念事業・
世界デザイン博覧会のテーマ館として使用され、翌年、名を変えて
新たにオープン。名古屋は以後デザイン都市宣言をする事となる。
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子供の頃、この辺りは貯木場で、格好の遊び場であった。
井桁に積まれた丸太をよじ登り、中に入ると妙に落ち着き、
近所の子らと隠れ家にしてよく遊んだものだ。
堀川に浮かぶ筏に乗って揺さぶって遊んだり、
行き帰りの橋も簡易な吊橋でこれもまた、面白かった・・・・・・
デ博の少し前にこの辺り全体を鳥瞰図で描く仕事があり、再び
訪れた時はその変わり様に驚いたものだ。
その後、子供がまだ園児の時だが記念にデ博タイルを張った事も
昨日の事のよう。デザイン関連等のイベントで利用する事もあるが、
今再び、この地に戻り住む私にとって、
この辺りは今でも格好の遊び場のようだ。
表通りがなんだか、わさわさ・・・・・
出てみると街路樹の剪定である。
この辺り、トウカエデだが今年はまだ紅葉していない。
少し先の熱田神宮の辺りは見事な黄色なのに・・・
色付く時期は場所によって随分違うし、個体差もあろうが・
反対側はもう剪定を終えている。毎年この時期なのかな。
出遅れた木にも今少しの時間をと思う。
もう少し紅葉を楽しみたいと思うのは私だけではないだろうに・・・
良い１日となった。
白鳥庭園へ出かける。
昨日は夕刻出かけ、陽が落ちてからの紅葉コンサートを
時間の関係で少しだけ楽しみ、スケッチは本日に持ち越し。
中門くぐって、清羽亭・露地の腰掛待合も紅葉を楽しんでいるよう・・
同じく、境内の茶席で六友軒。
昭和２２年寄贈されたというから６０年の歳月が。
手前の樹木、浅学にして樹種わからないが、
同じ時期に植えられたのだろうか、それともそれ以前から・・・
曰くありげな位置ではあるが、しっかりと根をはっている。
熱田神宮には６軒の茶席があるが、西門入ってすぐ左手の清雪庵。
この敷地には他に４軒の建物があり、定期的に茶会が開かれる。
もう随分前になるが小学校からの同級生がこの敷地に住んでいた。
お父上が神主さんで、境内に官舎があったということだ。
だから、そのお宅によく遊びに行ったものだ。
今思えば、とても贅沢なことだ。なんせ熱田の森が庭だから。
建物はこじんまりとした純和風建築で子供心に素敵だと思った。
・・・・・清雪庵の露地からの眺めは雑木に溶け込み・・・・
控えめな佇まいを見せる。
名鉄神宮前の辺りは熱田神宮の最寄駅で今でも結構な賑わいだ。
小学校の学区なので、神宮前商店街には同級生も何人かいた。
さらに線路を渡って三本松、花表くらいまでが、学区内だ。
熱田神宮をはさんで正反対のこの辺まで足を伸ばし、
高架歩道橋の上で煙にまみれてよく遊んだ事、思い出す。
時間によっては、開かずの踏み切りで今でも車だと大変みたいだ。
駅１階にはスタバもはいり、新しい装いもみせるが、そこはそれ、
一歩奥へ入ると線路際に、よくみられる飲み屋街が今も残る。
神宮小路だ。子供の頃から記憶にあるが、この辺り飲んだ事ない。
少し勇気がいるが、気合入れて、今度暖簾くぐってみようと思う。
昭和が今に残る、そんな佇まいの一角ではある。
昨日になってしまったが・・・
協会の集まりで理事会があった。
東京から３名、大阪から２名、名古屋６名。
会場は愛知県産業貿易会館本館６階の会議室
この部屋での会議、私は初めてだ。
新しいビルではないが、西に向かって、大きな窓がある。
休憩時間にカーテンを開けて外を眺める。
名古屋も高層ビルが随分と増えたなと改めて思う。
もう午後も遅いので逆光ぎみ、ビルのディテールはわかりづらい。
だけど、どのビルもヘリポートだけが妙に目立っておかしい。
最後の１０分が特に良い。
さりげないギターの弾き語りで囁くようにワルツを歌うセリーヌ。
ジェシーならずとも、もう１曲リクエストといいたくなる。
すかさず、ノーノーノーと答えながら、お茶を入れに立つ彼女。
所在無げにCDラックに近づき１枚とりだしてかけるジェシー。
ニーナ・シモンのジャスト・イン・タイム・・・・・
・・・１９６８年はパリのオリンピア劇場でのライブバージョンだ。
曲を聴きながら彼女の話をするが２人とも本心なのは明らか。
おもしろおかしくジェスチャー交えて口ずさみ、おどけるセリーヌ。
そのままフェードアウト、エンドロールへ,ニーナはまだ歌ってる。
続けて、ジュリー・デルフィ自らの”ジュ・テーム・タン”が流れる。
彼女、最後に歌いたかったのも本音、本心であろう。
ビフォー・サンセット・・・映画ネタとしては少し古くて恐縮ですが、
昨日からのニーナ・シモンつながりという事でお許しを・・・
セリーヌの部屋を描くとこんな感じ、およそ１５，６帖のワンルーム・・
写真のピンナップがやたらと多いが、無造作に積まれた本といい、
雑然 とした雰囲気にとてもマッチ、等身大の女性を感じ、好きです。
