昔、仕事でデイサービスに関わっていた時に
ある心臓に問題を抱えた方が来ていた
あるコンビニエンスストアのオーナー家族に属する
その人は、売れ残りの弁当を食べていた。
やる気がなくて、運動もしない。
人とも関わら無い。
デイサービスに来ても大概横になっていたり
リハ担当者から運動を促されてもやる気がなかった。
身体もむくんでいて、
まだ60代と若かったし、障害も重症ではなかったのにも
かかわらず、ただただ悪くなっていくような行動ばかりになっていた。
家族は、仕事が忙しくてその人に関われないから、
日中そこにいるしかなかった。
その人をみていて、
身体に毒を注いで
それを治すために
運動を処方し
薬を与えているんだな。。と
鉢植えに毒を注ぎながら、
肥料を与えてるみたいな形を想像していた。
毒を注いで薬を与える。
なんの意味があるんだろうと思った。
効果のでないことを繰り返すために
医療費や
介護保険が
無駄に使われているんだなあ、としみじみおもった。