忘れっぽくなってる
家族が
「自分は、いま何をして生きているんだ」
と
問うたので
「ほがらかに生きているんだよ」と
とっさに答えた
朗らかに生きる
「自分の、配偶者はどこにいるんだ」
と
問うたので
「そこに、朗らかに寝てるよ」
と
とっさに答えた
なにもすることがない、なにも役割のない高齢者が生きることは
果たして罪なのか?
人生には、働く時期と、そうでない時期がある
春 夏 秋 冬と
季節がある
占星術の人々がいう「土の時代から 風の時代へ」というのと
同じで、
その時節にあった生き方がある
世間の時節もあれば
自分の人生の時節もある
もうすでに、バリバリと稼ぐという時期ではなくなった人々が
一生懸命稼ぐのは、時節にあった生き方であろうか
ただ、朗らかに生きる
それこそが、大切な役割だという時期はある
朗らかに、のんびりと生きることこそが、
これからの生き方だとすれば、
なにを苦しむ必要があろうか。
ほがらかに、
ほがらかに、たいちょうをととのえるために
ほがらかに、いまは身体をよこたえて、のんびりしているのが
あなたのしごと。