についての、解説？
山本山の海苔としたのは、ただの思いつきであって他意はありません。
私の場合、ブログを推敲したり、下書きを書いたりという
左脳的な作業ができないので、思いついたらそのまま書いており、
時々読み直して「おお、これはちょっと」というところだけ手直しを
しています。
で、山本山の海苔 という言葉をどうして思いついたのかなあ、と
つらつら考えたのですが、
「そいえば、昔は 海苔といえば山本山の海苔 と思い込んでたよなあ」
と
昔を思い出しました。
今でこそ、
オトナになったから
買い物に行き、
海苔コーナーには
様々なメーカーがあることを知っていますが、
コドモのころは
「海苔といえば山本山の海苔」と思い込んでおり、
あたかも
海苔は山本山の海苔しかないと
思い込んでおりました。
CMのすり込みてすごいですねえ。
コドモだから余計ですよねえ。
オトナのいうことは「ぜったいだ」と思っていたので。
オトナは、絶対に正しいことをいうし、真面目な顔して言っている時は
マトモなことを言っているのだ、と思い込んでいました。
純粋ですからねえ。コドモは。
で、オトナになるにつれ、
CMも増え、
ナガイの海苔もあることに気づき、
其れ以外にも
海苔のメーカーがたくさんあり、
その中には美味いの、まずいの、酸処理してないの、初摘みなど
様々な海苔があることを知りました。
今でも山本山の海苔は、老舗の商品にはかわりないのでしょうが、
海苔といえば山本山の海苔というすり込みは見事なものだと
いまさらながらに思うのです。
つまり、テレビってすごいですよねえ。
言葉と映像の影響力ってすごいですよねえ。
コドモのようなココロで、
まじめクサッテ喋るオトナたちが「正しいことを喋ってる」と
いまでも 思い込んで観ているのが、
一般のヒトビトなんだと思います。
ところが、まじめクサって喋るオトナたちが、必ずしも
意図してか 意図しないでかはわからないまでも
「ちょっとちがう」情報を流していたら、
どんなことが起きるとおもいますか？
みんなまじめクサっているので、
嘘をついているか そうでないか わからないんですよ。
喋っている人も 嘘なのかそうじゃないのか、わかんないんですよ。
そうやって、命にかかわる情報までもが、
真実ではない 全然違う方向に進んでしまっていても
多くの人は気づかないのではないでしょうかね。
山本山の海苔以外もあるのだということや、
なにしろ山本山の海苔を三昧たべないと病気になる
という情報が
すごくまじめクサって喋るアナウンサーの手で伝えられると
もしかしたら、それって本当かも、と思ってしまってませんか？
そんなことないよ、
オレオレ詐欺に騙されないよ、と
自分が騙されるはずがないと
多くの人が
考えているのでしょうかね。
そこまで、自分が なにを信じやすいか、などを俯瞰して
客観的に観る訓練が
なかなか 出来にくい世の中なのかも しれませんね。
