私の父も 母も 実の親に育てられていない
正しくは、子供の頃に 親から離れ、
実の親ではない人たちが親代わりだった時代を経て
成人した人たちだ
とりわけ父は 貧しい環境の中で育ち、
10代で自分だけでなく家族の生計を担うだけの責任を背負わなければならなかった。
母は、小学生の頃に 子守を任され 自宅から離れた家で
子供の面倒をみていた
この二人から継母と言われる人たちの
様子をしった
それでも、よくやってくれたなあと
自分の子供がありながら、
と
内心思っていた
さて、
なんの話かというと
私の話である。
子供はいないし、育ててもいないので
継母という言葉とは程遠いのだが、
人から譲り受けた猫を
育てていた
いま、そのうち1匹が
かなり体調を悪くしている。
自分は継母(次の飼い主)として、
どうだったか
振り返ると
反省ばっかりが、思い浮かぶ
もうすこし 優しくしてやればよかった
この猫のせいで、先住猫が、粗末に扱われるのは嫌だと
先住猫をひいきにして
もちろん、問題はたくさんあった
残飯をあさったり
人間のご飯を当然もらえるものだと
食卓に上がったり
極端な偏食だったり
だけど、もうすこし優しくしてあげられなかったかと
こうして体調を崩してから思う
反省したってもう戻ってこないから
時間は
反省だけなら
サルデモデキル
トイウケド
よくよく、なんのために預かったか
を振り返って
反省の日々