NHKで渥美清の番組をしていた。
柄本 佑が渥美清を演じて、
父の
柄本 明が渥美清について語っていた。
私は 男はつらいよはほとんど通して見たことがないんだけど
渥美清さんについては興味があって、本を読んだり幾つか寅さん関連のムックを買ったりしたことがある
なんで男はつらいよを見たことがないかというと
なんだか私にとってリアリティがまったくないのだ
一つ一つのセリフとか、心理描写が理想的すぎるというか、
昔の理想的情緒で組み立てられた芝居が、どうも私みたいなひねくれた人間には受け入れられない
だから、少し見ていると、嘘っぱちだとしか思えなくて見ていられなくなる。
それでいて、渥美清になんで興味があるのかというのは
自分ではよくわからない
渥美清が自分の父ににているからなのか
でも
渥美清が演じる寅さんとはまったく対極の人間で、
あんな風にはまったく生きられそうにない
柄本 明が語るところの渥美清も、
寅さんとは対極の人間という話だった
渥美清さんが亡くなった時にでたムックにも書いてあったが
吉永小百合が「寅さんというよりも、大石内蔵助みたいな人」だという
大石内蔵助がどんな人だったかなんて私は知らないが、
どうも、無口で虎視眈々と策を練っているようなタイプの人らしい
亡くなった後もプライベートのことはあまりでてこないし
寅さん記念館にも行ったことがあるけど
記念写真に写っている写真が、なんと不機嫌なこと
もっとにこやかに映ればいいのに、迷惑そうな表情が印象的で
だれかが語る渥美清もどこまでが演技でどこまでが本人なのかよくわからない
トラさんというステレオタイプはあるけど、
だれか他の人が絶対に演じることの出来ない役柄になっていると思う
そんな渥美清さんの演じた演技で
私が一番印象に残っているのは
「学校」という映画の中で
八百屋のオヤジを演じているシーンで
ほんの少しの登場シーンを何度巻き戻して見たか知れない
他の内容は覚えてない。
あの八百屋のオヤジの登場シーンしか印象に残ってない。
それ位、感動した。
変ですか?
私は、最初渥美清だって気がつかなかった
でも、あまりの八百屋のオヤジっぷりに見事!、と
思ったのである。
凄みを感じる演技
と
素人目にそう思った
あのシーンだけで、渥美清ってすごい人なんだなあ、と腹にすとんと落ちたというか。
トラさんはみなくても
あの八百屋のオヤジで、納得
と思ったのだった。
柄本 佑が渥美清を演じて、
父の
柄本 明が渥美清について語っていた。
私は 男はつらいよはほとんど通して見たことがないんだけど
渥美清さんについては興味があって、本を読んだり幾つか寅さん関連のムックを買ったりしたことがある
なんで男はつらいよを見たことがないかというと
なんだか私にとってリアリティがまったくないのだ
一つ一つのセリフとか、心理描写が理想的すぎるというか、
昔の理想的情緒で組み立てられた芝居が、どうも私みたいなひねくれた人間には受け入れられない
だから、少し見ていると、嘘っぱちだとしか思えなくて見ていられなくなる。
それでいて、渥美清になんで興味があるのかというのは
自分ではよくわからない
渥美清が自分の父ににているからなのか
でも
渥美清が演じる寅さんとはまったく対極の人間で、
あんな風にはまったく生きられそうにない
柄本 明が語るところの渥美清も、
寅さんとは対極の人間という話だった
渥美清さんが亡くなった時にでたムックにも書いてあったが
吉永小百合が「寅さんというよりも、大石内蔵助みたいな人」だという
大石内蔵助がどんな人だったかなんて私は知らないが、
どうも、無口で虎視眈々と策を練っているようなタイプの人らしい
亡くなった後もプライベートのことはあまりでてこないし
寅さん記念館にも行ったことがあるけど
記念写真に写っている写真が、なんと不機嫌なこと
もっとにこやかに映ればいいのに、迷惑そうな表情が印象的で
だれかが語る渥美清もどこまでが演技でどこまでが本人なのかよくわからない
トラさんというステレオタイプはあるけど、
だれか他の人が絶対に演じることの出来ない役柄になっていると思う
そんな渥美清さんの演じた演技で
私が一番印象に残っているのは
「学校」という映画の中で
八百屋のオヤジを演じているシーンで
ほんの少しの登場シーンを何度巻き戻して見たか知れない
他の内容は覚えてない。
あの八百屋のオヤジの登場シーンしか印象に残ってない。
それ位、感動した。
変ですか?
私は、最初渥美清だって気がつかなかった
でも、あまりの八百屋のオヤジっぷりに見事!、と
思ったのである。
凄みを感じる演技
と
素人目にそう思った
あのシーンだけで、渥美清ってすごい人なんだなあ、と腹にすとんと落ちたというか。
トラさんはみなくても
あの八百屋のオヤジで、納得
と思ったのだった。