殺したい人は、殺すことの理由を探しているだけなのだ。
殺すことが目的だから、追い詰められたからとか、孤独に追い込まれたとか
外的要因が引き金になった、というよりも
外的要因を、引き金にして、殺したいという自らの欲求を満たした。
それだけだ。
したがって、
一人で死ねばいい
そんなことを言ってはいけない
などという論議をしても
殺したい人の心に響くわけはなく
ただ、殺したい人は殺したいがために殺す理由を日々みつけて
殺すための理由をつくっているだけなので
いくら情報で、殺しそうな人と目される人々をコントロールしても無駄なのだ。
殺したいという欲求を持ちうる人間が
どのくらい存在して、その欲求を満たす衝動を抑制することができるのか
あるいは
殺したいという欲求をもともと持つ原因はなんなのか
それは抑止できる種類のものなのかを調べて
場合によっては棲み分けるしかないのかもしれない。