原因を知ろうが
原因に基づいた結果を予測して
未来に備えようが
現実に起きてしまうことに
対処することに違いはなく
すべてのことを見通し
100% 禍を避けることは不可能であり
原因がわからなくても
乗り越えていく作業にかわりはない
避けるための知識に溺れて
つぎつぎに魔法にはまる
おそれという名の魔法にかかると
それみたことか
それみたことか と
ひとの不幸まで望むようになるのだ
たいせつなのは 原因がどうあろうと
いま おきたことに くやむのでは なく
いま おきていることに 正面からとりくみ のりこえる ゆうきだ