昨日からアップしている「猿のフィギュア」ですが、目を作ります。
使用したのは、アクリルの8ミリ透明の物です。
アクリルを丸く切り出し、半分レンズ状に削り出します。
裏面は真っ平の状態です。
アクリルのレンズをはめ込んでみました。
アクリルはレンズ状にヤスリで削ったらサンドペーパーの240〜1200番まで変えながら磨き上げ、最終的にアクリルの研磨剤でピカピカになるまで磨きます。
磨けたら、裏面から黒で瞳を塗ったらその輪郭をダークイエローで塗ります。
次に、手芸店から買ってきたファーの生地を発泡スチロール用の接着剤で貼り付けて行きます。
途中経過の写真を撮っていなかったのでいきなり完成しています。
ファーの生地をシワにならない様に引っ張りながら貼り付けて行きます。
顔は、毛の生えた部分と顔の部分が別パーツに作ってあったので、顔を外してファーの生地を貼り付けてから顔を取り付けました。
腕や足は間接部分を多少シワが寄る様に緩く貼り付けました。
関節は多少ですが可動します。
顔に嵌め込んだアクリルの目ですが、面白い効果が出ました。
コレですが、
目の黒い部分がレンズ状のアクリルの裏に描かれているので、どの角度から見ても、見た人の方向に目線が向いている様に見えます。
これを部屋に置いていると、いつも目線がこちらに向いている様になります。
ちょっと気持ち悪いかも。
後ろ姿。
横から。
正面。
着ているベストは紅白の生地を接着剤で貼り合わせ、ボタンを縫い付けました。
歯は、白の水性塗料で塗り分けました。
手や足、顔は、エアーブラシで陰影を描いています。
これで完成です。
発泡スチロールで出来ているので非常に軽くなりました。
間接にはアルミ線が入れてあるので、ある程度曲がりますが、あまり頻繁に曲げ伸ばしするとアルミ線が切れるかもしれません。
ま〜子供みたいに持って遊ぶ訳では無いのでこれで大丈夫でしょう。
今までこんな「ぬいぐるみ」みたいな物は作ったことが無かったのですが、何とか形に成りました。
また一つ作れる物のジャンルが広がりました。