前回からSF銃の記事として、映画「エイリアン2」に登場する「M41Aパルスライフル」を紹介していますが、今回から塗装してイメージを換える作業を紹介します。
先ず、この「パルスライフル」ですが、海外製(スノーウルフ製)のエアーソフトガンです。
材質はほとんどプラスチックで、一部、亜鉛ダイキャストが使われているので重量が3キロ位あります。
手にしてみるとずっしりとしていい感じです。
剛性も有り、あまり「ギシギシ」鳴りません。
でも、映画の中で使用されたのが、オリーブドラブのカラーの物だったのですが、この色が売り切れで入手出来なかったので、ブラックモデルを購入しました。
現物を見ると、やはりイメージが違う。
やはりオリーブドラブのフレームのほうがエイリアンらしい感じなので、分解して塗り替えることにしました。
この銃を購入して手に持った時に、どこのネジか分からない小さな皿ネジが銃から出てきました。
しかも2個。
表面にこの様なネジは使われていないので、内部の何処かと思いました。
ま〜どうせ分解するのだからその時にわかるさ〜。ということで、アチコチのネジを抜き、フレームを一つ一つバラして行きました。
銃身にBB弾をカウントするセンサーの配線や電動ガンなのでバッテリーからの電気の供給ケーブル等、フレームの中は配線で結構複雑でした。
しかも配線がグルーガンで仮付してありむやみに引っ張ると断線しそうです。
慎重に分解して行くうちに謎のネジの正体も分かりました。
そのネジは、伸縮するストックのガイドのネジでした。
ネジ締めが緩すぎて、運搬の振動で外れたのでしょう。
これは簡単に修復出来ました。
早速、フレームの油等、アルコールで拭き掃除し、フレームの塗装をしました。
使用した塗料は、ホームセンターで販売しているウレタンスプレーの「ディープグリーン」です。
綺麗につや消し仕上げになったのですが、なんかイメージと違う!
劇中で使用されたプロップガンは、もっとダークグリーンっぽい色合いだったので、かなり茶色っぽい感じになりました。
映画の中で、主人公の「リプリー」が海兵隊の「ヒックス」から銃の取り扱いを教えてもらっているシーンの画像を見ると、部屋の照明のせいかもしれませんが、かなりグリーンっぽい。
なので、せっかく塗装しましたが、完全に乾燥するのを待ってもう一度塗装をすることにしました。
その間に、他の部分も塗装します。
黒い部分のパーツですが、ここはつや消しの黒のラッカースプレーで塗りました。
このパーツは乾燥後ある仕上げを施します。
この仕上げによって、劇的に質感が変わります。
しかも簡単な方法で。
そのテクニックは次回に。