自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

SF銃コレクション Part2

2023-10-11 11:11:22 | Gun

前回からSF銃の記事として、映画「エイリアン2」に登場する「M41Aパルスライフル」を紹介していますが、今回から塗装してイメージを換える作業を紹介します。

先ず、この「パルスライフル」ですが、海外製(スノーウルフ製)のエアーソフトガンです。

材質はほとんどプラスチックで、一部、亜鉛ダイキャストが使われているので重量が3キロ位あります。

手にしてみるとずっしりとしていい感じです。

剛性も有り、あまり「ギシギシ」鳴りません。

でも、映画の中で使用されたのが、オリーブドラブのカラーの物だったのですが、この色が売り切れで入手出来なかったので、ブラックモデルを購入しました。

現物を見ると、やはりイメージが違う。

やはりオリーブドラブのフレームのほうがエイリアンらしい感じなので、分解して塗り替えることにしました。

 

この銃を購入して手に持った時に、どこのネジか分からない小さな皿ネジが銃から出てきました。

しかも2個。

表面にこの様なネジは使われていないので、内部の何処かと思いました。

ま〜どうせ分解するのだからその時にわかるさ〜。ということで、アチコチのネジを抜き、フレームを一つ一つバラして行きました。

銃身にBB弾をカウントするセンサーの配線や電動ガンなのでバッテリーからの電気の供給ケーブル等、フレームの中は配線で結構複雑でした。

しかも配線がグルーガンで仮付してありむやみに引っ張ると断線しそうです。

慎重に分解して行くうちに謎のネジの正体も分かりました。

そのネジは、伸縮するストックのガイドのネジでした。

ネジ締めが緩すぎて、運搬の振動で外れたのでしょう。

これは簡単に修復出来ました。

早速、フレームの油等、アルコールで拭き掃除し、フレームの塗装をしました。

使用した塗料は、ホームセンターで販売しているウレタンスプレーの「ディープグリーン」です。

綺麗につや消し仕上げになったのですが、なんかイメージと違う!

劇中で使用されたプロップガンは、もっとダークグリーンっぽい色合いだったので、かなり茶色っぽい感じになりました。

映画の中で、主人公の「リプリー」が海兵隊の「ヒックス」から銃の取り扱いを教えてもらっているシーンの画像を見ると、部屋の照明のせいかもしれませんが、かなりグリーンっぽい。

なので、せっかく塗装しましたが、完全に乾燥するのを待ってもう一度塗装をすることにしました。

その間に、他の部分も塗装します。

黒い部分のパーツですが、ここはつや消しの黒のラッカースプレーで塗りました。

このパーツは乾燥後ある仕上げを施します。

この仕上げによって、劇的に質感が変わります。

しかも簡単な方法で。

そのテクニックは次回に。


SF銃コレクション

2023-10-06 18:57:46 | Gun

前回と前々回、映画ブレードランナーに登場した「ブラスター」を紹介しましたが、ついでにと言っては何ですが、今回こんなのも紹介します。

これは、映画「エイリアン2」で、宇宙海兵隊が持っていた「パルスライフル」です。

この銃は「エアーソフトガン」で、6ミリのBB弾を発射出来るトイガンですが、側面の残弾カウンターがちゃんと発射したBB弾をカウントして表示します。

銃身にセンサーが取り付けられていて、BB弾が通過する際、恐らく赤外線だと思いますが、遮られる事で一発づつカウントしているようです。

外観もよく出来ていて、金属製のストックも伸縮します。

私が入手した物はブラックモデルだったので、グリーンに塗り直しました。

銃を支えているバックパネルは、コンクリートっぽく見えるようにスタイロフォームから作りました。

この銃の改造、塗装の工程をこの後紹介しようと思います。

続く。


ブレードランナー ブラスター その2

2023-10-04 11:06:01 | Gun

前回、映画「ブレードランナー」の主人公「デッカード」が持っている「ブラスター」と呼ばれる拳銃の水鉄砲を紹介しましたが、よく出来ている水鉄砲に一箇所残念なところが有ると書きました。

今日はその点について書きます。

先ずデッカードのブラスターですが、

一番上の物が「留之助商店」の製作したブラスターですが、これは「スタントモデル」ということで、無可動組み立てガレージキットを仮組みしたものです。

実際に可動するモデルも持っていますが、それの紹介はまた後日に。

真ん中の物が新バージョンの水鉄砲、一番下の物が旧バージョンの水鉄砲です。

ということで、一箇所残念なところがあるのですが、この部分です。

これが、新バージョンの水鉄砲ですが、銃身の下の斜めの部分、実物は、

こんな風にまっすぐになっていてステアー社のマークと製造年月日が彫刻されているようです。

これだけ細かい部分を改良しているのに、この部分が旧バージョンのままというのが残念です。

金型のコストを考えるとここは目立たない部分だから割愛!ということだったのでしょうか?

マニアとしてはもう少しコストが上がってもここも修正して欲しかった。

ま〜あまり気にならないと言えば気になりませんが。

 

ま〜とにかく、新しく発売されたブラスター水鉄砲は非常に良く出来ています。

部分的につや消しの黒に塗り替えたり、擦り切れてシルバーになっていたりする部分を塗装で表現したら非常に良い物になると思います。

ブレードランナーファンとしては一丁と言わず何丁か手に入れて塗装のバリエーションを作りたい所です。

それと別に、留之助商店のブラスタースタントモデル(組みたてガレージキット)の紹介もしたいと思います。

このスタントモデルは留之助ブラスターをシリコンで型取り、黒い樹脂で複製したものです。

アチコチにバリ等有るので、組み立てには技術が必要ですが、これまた非常に良く出来ています。

本家の留之助ブラスターがあるのに、何故か他の物も欲しくなるんですね。

ブレランファンとしてはどうしようもありませんね。