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DIVISIONのスイムジグSHUTTLEについて①

2013-04-17 23:53:14 | ルアー釣り
先日からshuttleも工房バージョンですが一般の販売が開始されました。
絶対数が少ない中、運良く手に入れた人もチラホラ。

そこで、少なからず商品開発に係わった者として
shuttle について、何回かに分けて少しですが書いてみます。




テストモデルを初めて預かったのは昨年の12月頃…?やったかな?
「春に何とか発売にこぎつけたいので使ってみてください」と
数個預かったのが最初です。

この時に、このジグが基本、「北」生まれであることや
どのようにして使うかなどを聞きました。
当時、白川氏は「めちゃめちゃゆっくり引けます」ってのを
力説してはりました。

この辺りのことは、こちら→黒いさかなに詳しく書かれていますので
そちらをご覧ください(^^)

私が預かった時点で、既にジグのヘッドの形は
ある程度出来上がっていました。
託されたジグを大事に持って帰ったのを覚えています(笑)


ちなみに私、個人的にはスイムジグ、
いわゆるスコーンについては結構やり込んでいるほうだと思います。
基本、スコーンやデスグラ巻き巻きなど、
中層巻き巻き系が好きなのです。

常に愛用していたのは、スイミングショットほか
キャリラバHD、PDチョッパーなどです。
どれも個性的で特徴がありとても良く釣れるジグです。

そんな私が、初めてshuttle のテストモデルをキャストして巻いた
第一印象は…

…むむむ…このジグ、ドコにあるか判らん…

つまり、どこら辺の層を泳いでいるのか、通しているのか
全然わからなかったのです。
比較的、引き抵抗の少ないスイミングショットより
さらに引き抵抗のないモノでした。

これは、今もshuttle のコンセプトのひとつとして
よく言葉に出てくる「浮上系」を全面に出した
ジグヘッドのせいでした。

「ちょっと…どないやろこのジグ?」

どのレンジを通してるか判らないのでは、正直使い辛い。
それほどフワフワした掴みどころのない感触でした。



右の色の黒いヘッドが初期プロト。
左が現在の工房製作バージョンです。
エイリアンヘッドの凹みなどが浅い分だけ
現在のヘッドよりさらに過激なセッティング(動き)でした。



もちろん白川氏にその使用感を伝えました。

「このジグは、巻いててジグそのものがどこにあるのか判らない。
 スイムジグの経験の浅い人には難易度が高すぎるのでは?」と。


それからいろいろ話しました。

白川氏曰く、
「ただ単に釣れるスイムジグなら他にも沢山ある。
 DIVISION から出すのだからDIVISION らしいジグにしたい」と。

つまり、平均的なモノより尖がったジグにしたいと。

なるほど。
わかりました。
ならばこれで頑張って魚釣ってみますよ…と。


そんなこんなで多くの人が係わり、
少しずつですが shuttle は現在の形へと成長してきたのです。


次回は実際の私の使い方やセッテイングなどを
紹介する予定です。


コメント (4)
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