La Table d’Eden / エデンの食卓

フランスの食と料理、そして私のフランス生活/ タイトルを過去のものに戻し再開します…。

フラムクーシュ / タルト・フランベ

2021-11-22 17:10:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回はフラムクーシュ(Flammekueche)またはタルト・フランベ(Tarte flambée)と呼ばれる、アルザス風ピザ(タルト)を紹介します。


いろいろなレシピがあり、ピザ生地の様なイースト発酵させた生地を使うタイプのもの、BPや重曹を入れるものなどもありますが、今回作ったのは、発酵無しの卵も入らないシンプルな生地です。


フラムクーシュ
4人分位 (半量 2人分位)

【生地材料】
小麦粉 250g   (半量  125g)
塩 小さじ1    (半量  小さじ1/2)
植物油 25cc   (半量  12.5cc)
水 150cc  (半量  75cc)

※小麦粉はフランスのT55使用。(日本の中力粉に近いタイプですが、薄力粉か薄力粉+強力粉などでもいいです。

【具の材料】
クレーム・フレッシュ(サワークリーム)
150g    (半量 75g)
フロマージュ・ブラン(水切りヨーグルトでも可) 100g    (半量 50g)
塩 小さじ1/2    (半量 小さじ1/4)
ナツメグ 適宜   (半量 適宜)
胡椒 適宜   (半量 適宜)
玉ねぎ2〜3個    (半量1〜1.5個)
植物油(玉ねぎ炒め用)  
大さじ1位 (半量大さじ1/2)
ベーコン 200g   (半量 100g)

※ナツメグ、胡椒はお好みで。
お好みで、みじん切りにんにくと玉ねぎを合わせて炒めてもいいです。

1〜2人分の材料は、()内の分量を参考にしてください。

【作り方】
①ボールにふるった小麦粉、塩、植物油、水を入れ混ぜます。


②木べらなどでざっくり混ぜてから手でこねるとやりやすいです。手の腹で手前から押す感じでこねます。


③よく混ざったらまとめてラップに包み1時間以上寝かせます。


④玉ねぎを薄切りし、ベーコンを小さめの短冊形に切ります。


⑤玉ねぎを油で炒めます。しっとりして透明感が出るくらいまででOK。好みでもう少し炒めても可。


⑥ベーコンを炒めてザルなどで油を切ります。


⑦クレーム・フレッシュとフロマージュブランを合わせ、塩、ナツメグを加えて混ぜます。(ナツメグは後で具の上から軽く振っても可)


 寝かせた生地を、軽く小麦粉(打ち粉)をふった天板サイズのクッキングシート(ベーキングマットがあれば尚可)の上で、のし棒などで広げていきます。


⑨2-3mm位に伸ばし、はみ出たところを切り取ります。



⑩⑦を表面にぬり、炒めた玉ねぎ、ベーコンを乗せ、好みで胡椒を振りかけます。



 200〜210度位のオーブンで、15〜20分位焼きます。
(大きさやオーブンなどにより違いがあります)


ワインにもビールにも合います。
おつまみにもメインにもなりますし、小さめに作って、焼く前の状態で冷凍しておくと、時間のない時に焼くだけで一人分の食事にも♪


食事用ベーキング
★キッシュ

★チーズスフレ

ケーク・サレ

生地も発酵がないのですぐできて、材料も少ないので、気軽に出来ます。
是非作ってみてください☆


動画でわかりやすく。

それではまた☆



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ぶどう酢の作り方 -Vinaigre de raisin

2021-11-17 17:05:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回は、自家製の果実酢、ぶどうのお酢を作ります。

以前、娘が小学校で習って来たぶどうジュースの作り方を紹介したのですが、その続きになります。


★ぶどうジュースの作り方

ぶどうジュースを娘が学校で作った日に、ボトルに入れて一部を持ち帰って来て、先生からこれをヴィネグル(酢)にする様に言われたとの事で…。

皮も種も入ったままの、濾す前の状態でした。



【材料】
葡萄 適宜

オプション
水+砂糖 適宜
(水大さじ4〜5杯に対し、砂糖小さじ1-2杯を溶かす)

【作り方】
①ぶどうをボールなどに入れ手で押しつぶす様にして絞る。

②熱湯で消毒した瓶などにそのまま注ぐ。


③実の部分が空気に触れない様、水または砂糖を少し溶かした水を適宜注ぐ。


④ガーゼやコットンなどの布で蓋をする。(輪ゴムなどで簡単に留められます)




⑤日光の当たらない影になる様な場所で保管します。目安は1.5〜2ヶ月位。温度などにより変わります。

⑥酢ができていたらザルなどに入れて濾します。ガーゼやサラシなどで搾っても可。




⑦瓶などに入れて蓋をして保存します。


果実の味が濃い、とても美味しいお酢が出来ます。

娘は先生から、瓶にそのまま(付属の)蓋をして、5〜6時間おきくらいに開けて空気を入れ替える…と教わったのですが、確かにそれだと2〜3週間くらいで出来るのですが、仕事に行ったり、寝ている時間を考えると無理なので、こちらのやり方をしています。

娘のクラスメイトが、蓋を長く閉めっぱなしにしてしまい、開けたら中身が全部飛び出し、天井まで飛んで大変な事になった様です…😨💦


美味しい酢が出来たので、ドレッシングを作って、とりあえずレタスにかけて試食してみました。




シンプルなフレンチドレッシングで。
子供達が味見したいとお皿を持っていき、凄い勢いで食べて、今まで食べたドレッシングでこれが1番好きと言っていました…。





自家製ビネガーで、ドレッシングを手作り…
★ドレッシングの作り方

まさか宿題(?)で、酢を作ることになるとは…という感じですが、なんだ、こんなに簡単なのか…と逆にびっくりしました。

よろしければ是非やってみてください。😉


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ざる ストレーナー


動画でわかりやすく☆

それではまた。



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ポム・ドーフィーヌ -Pommes Dauphines

2021-11-11 19:25:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。
今回は、ポム・ドーフィーヌpommes dauphinesというじゃがいも料理を紹介します。

これは、シュー生地とじゃがいものピューレを合わせた料理で、肉料理などの付け合わせの定番です。

揚げたり、オーブン等で焼いたりして食べますが、本来の作り方は揚げて作ります。


ポム・ドーフィーヌ

⚫︎じゃがいものピューレ用
【材料】
じゃがいも 500g
バター 30g
牛乳 50〜75(ml)cc 
塩(じゃがいもを茹でる用)
塩 小さじ1/4〜1/2
胡椒 適宜
ナツメグ(あればお好みで)適宜

⚫︎シュー生地用
【材料】
無塩バター 90g
水(または牛乳) 200cc(ml)
卵 180g(目安は卵3〜4個位)
小麦粉 120g
塩 2g (自然塩で小さじ1/2位)

⚫︎その他
【材料】
手につける小麦粉 適宜(半カップ程度)
揚げ油 適宜

【作り方】
じゃがいものピューレを作ります。


シュー生地を作ります。


③ ①②を混ぜ合わせます。




④ 手に小麦粉をつけて③をボール状に丸めていきます。粉に直接ボールを入れてまぶしても可。
形はお好みで俵形にしたり、二つのスプーンで掬って形を整えて油に落とすなど、やりやすいようにやってみてください。


⑤ 植物油を180度位に熱し揚げていきます。色がはやく入りすぎたら、火力を少し弱めます。


⑥ クルクルひっくり返しながら揚げ、全面に色が付いたら取り出します。


⑦ 軽く塩を振ったり、ケチャップやマヨネーズ、ディップなどを添えて熱いうちにたべます。


★じゃがいものピューレ、作り方

★シュー生地、作り方

♡ポム・ドーフィーヌにつけると美味しいソース類♡↓

★自家製マヨネーズ作り方

★タルタルソース

★フロマージュ・ブランのディップソース

スパチュラ へら 耐熱
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出来上がりは本当にピューレとシューの中間という感じになります。


ピューレやシュー生地が余った時でもいいですし、是非気軽に作ってみてください♪


動画でわかりやすく☆
それではまた。


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かぼちゃの濃いスープ/ ヴルーテ—Velouté de Potimarron

2021-10-30 20:00:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回はかぼちゃを使ってヴルーテを作ります。ピューレ状の濃いスープ
になります。

今回私が使っているのは、ポティマロンPotimarron という西洋かぼちゃですが、日本のかぼちゃでもいいですし、お好きなかぼちゃを使ってください。



【材料】
かぼちゃ 1個
玉ねぎ 大1個、小なら2個位
にんにく 1片
バター 大さじ 2位
(オリーブオイルでも可)
コンソメ、ブイヨンキューブ 1個
(粉末なら小さじ1〜2)
塩 小さじ1位
胡椒 適宜


★飾り、トッピング用
(お好みで)

パセリなどのハーブ 
1人あたり刻んで大さじ1/2〜1
クレーム・フレッシュや生クリーム
1人分 大さじ1〜2
クルトン 適宜
ポーチドエッグ 1人あたり1個

【作り方】
①かぼちゃは洗って半分に切り種を取り小さめに切ります。



②玉ねぎにんにくはスライスします。


③中火か弱中火に熱した鍋に、バターまたはオリーブオイルを入れ、にんにく、玉ねぎをシュエ(汗をかくという意味で水分が出るまで炒める)します。飴色にする必要はないです。


④ ③にかぼちゃを入れ炒め、全体に馴染んだら具が被るくらいに熱湯を入れます。半分くらい牛乳にしたり、生クリームを入れてもいいです。(30〜50cc程度が目安)



⑤ 塩胡椒、コンソメやブイヨンのキューブ(粉末のものも◯)を入れ、茹でます。


 だんだんアクが出てくるので掬い取ります。かぼちゃが崩れやすくなるまで煮ます。


⑦ハンドブレンダーで鍋ごとかぼちゃを潰します。(ミキサーでもいいです)漉し器で手で裏漉しもできます。




⑧味を見て薄ければ塩を足し、水分量も少なければ足し、そのままもしくは更に温めて盛り付けます。


⑨トッピングにクレーム・フレッシュ(サワークリーム)や生クリーム、パセリなどのハーブ、クルトン、ポーチドエッグなど、お好みのものを乗せて出来上がり☆






★自家製クルトンの作り方

★ドライハーブの作り方

★ポーチドエッグの作り方



ヴルーテとは、仔牛や鶏のフォンや、魚のフュメをルウでつないだソースをさす場合と、肉、魚、野菜などをコンソメで煮て漉し、卵黄、クリーム、バターなどを加えたポタージュ(スープ)を指す場合があり、こちらはポタージュの方です。



かぼちゃを皮ごと使うので、作るのも楽な上に栄養も豊富です。
切るのが硬すぎて大変ならかぼちゃを丸ごとレンジに2〜3分かけるとやや切りやすくなりますよ。


動画でわかりやすく☆


それではまた。

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アッシ・パルマンティエ -Hachis Parmentier

2021-10-24 15:43:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回は、アッシ・パルマンティエ -Hachis Parmentier という料理を紹介します。

玉ねぎなどと炒めた挽肉の上にじゃがいものピューレを乗せたグラタンです。

※じゃがいものピューレは過去記事を参照してください。


★アッシ・パルマンティエ

⚫︎下に敷く肉用
【材料】
牛挽肉(合い挽き肉でも可) 400g位
にんにく 1片
玉ねぎ 1個(小さければ2個)
人参1/4本位
白ワイン 40〜50ml (cc)
トマトピューレ 40〜50ml(cc)
塩 小さじ1/2位
胡椒 (好みで)適宜
パセリ等のハーブ 刻んで大さじ1位/ドライなら小さじ1位
バター(炒め用大さじ1位/仕上げ用大さじ1〜2)
パン粉(仕上げ用) 大さじ1〜2


じゃがいものピューレ(マッシュポテト)用
【材料】
じゃがいも 500g
バター 30g
牛乳 100(ml)cc
塩(じゃがいもを茹でる用)
塩 小さじ1/4〜1/2
胡椒 (好みで)適宜
ナツメグ(あればお好みで)適宜
パセリなどのハーブ(飾り用、あればでOK)適宜

【作り方】
① にんにく、玉ねぎをみじん切り、にんじんは5mm〜1cm程度の角切りにします。




② 弱中火ほどに熱したフライパンにバターを溶かし、①を順々に入れ炒めます。


③ 玉ねぎに透明感が出て色づいて来たら挽肉を加えて炒めます。


④ 塩、胡椒、白ワイン、トマトピューレを加えて炒めます。


⑤ ハーブを加え、水分がある程度飛ぶまで炒めて火を止め、グラタン皿などに取り出します。



⑥ 平らに慣らしてマッシュポテトを乗せてまた平らに慣らします。


⑦ パン粉を振りかけ、小さく薄く切ったバターを数カ所に散りばめ、190〜200度位のオーブンで30〜40分くらい焼き、出来上がり。


※焼き色が付けば中は既に火が通っているのであまり気にせず取り出します。



マッシャー ティファール

グラタン皿 楕円


計量カップ


ピューレの動画でも出て来た、18世紀にフランス軍に雇われていた薬剤師兼栄養士のアントワーヌ・オーギュスタン・パルマンティエによって初めて作られたようです。

18世紀当時じゃがいもは塊茎が危険であるといわれ、動物飼料のためだけに使われていたのですが、パルマンティエのじゃがいも料理の普及で人々に食されるようになりました。

アッシ・パルマンティエのアッシは、細かく刻んだもの、この場合挽肉のことで、パルマンティエはもちろん発案者のパルマンティエ氏から来ています。


市販の1人分サイズのお惣菜で売られていたりもしますし、とても日常的な一品です。

是非作ってみてください。


動画でわかりやすく☆
それではまた。


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ピュレ・ド・ポム・ド・テール -フランスのマッシュポテト

2021-10-03 17:55:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回はじゃがいものピューレ
Purée de pommes de terre(ピュレ・ド・ポム・ド・テール)を作ります。

フランス語だとピューレよりピュレとかピュレーという感じの発音(Rの発音が日本語表記しづらいけど)になります。

子供も大人も大好きな超定番のじゃがいも料理で、家でも外食でもお肉などの付け合わせに常に使われています。
給食にもしょっちゅう出てきます。

簡単ですが、それぞれの家や店等で独自の配合があり、シンプルなものほど違いが出るのがわかります。

オーソドックスで、材料の種類少なめな作り方を紹介します。徐々に自分好みにアレンジしたりその時にあるものを少し加えて変化をつけてみたりしてください。


じゃがいものピューレ
Purée de pommes de terre 
【材料】
じゃがいも 500g
バター 30g
牛乳 100(ml)cc
塩(じゃがいもを茹でる用)
塩 小さじ1/4〜1/2
胡椒 適宜
ナツメグ(あればお好みで)適宜
パセリなどのハーブ(飾り用、あればでOK)適宜

作り方
①じゃがいもは皮を剥き、2〜3cmくらいの大きさに切る。



②じゃがいもを茹でる。水から、塩を水の1%位入れて茹でる。



③20分前後を目安に茹でて、水気を切りボールなどに入れる。





④塩胡椒、ナツメグ、バターを入れ、マッシャーや大きめのフォーク、すりこぎなどで潰しながら混ぜる。





⑤牛乳を少しずつ加えて硬さを調節して仕上げる。



⑥皿などに盛り、あればパセリなどのハーブ(ドライハーブでもOK)をかける。




じゃがいものピューレは18世紀にフランス軍に雇われていた、薬剤師件栄養士のアントワーヌ・オーギュスタン・パルマンティエによって初めて作られたといわれています。

パルマンティエ氏が、兵士たちが残していたじゃがいもを再利用してピューレにしたところ大好評となったようです。


ピューレと一緒にどうぞ☆
豚肉のディアブル風

★じゃがいも料理

⚫︎グラタンドーフィノワ


⚫︎フランスのポテトサラダ、ピエモンテーズ


◯マッシャー 無印
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【無印良品 公式】ステンレスマッシャー 約幅5×長さ20cm
価格:490円(税込、送料別) (2021/10/2時点)


◯マッシャー ティファール



牛乳の代わりに生クリームを入れると、濃厚でコクのある味に。
牛乳と生クリームを半々にしたり、牛乳とクレーム・フレッシュ(またはサワークリーム)を半々で入れても美味しく出来ます。

マッシャーが無くてもフォークなどで潰せます。
じゃがいもは男爵系がおすすめですが、他のものでも出来ますので、あるものでやってみてください。

とろっとした感じが好みであれば牛乳量はさらに増やして可。(200mlくらいまでを目安に)
100〜150ml(cc)の牛乳に生クリームを好みの硬さまで入れていく感じでもいいです。


こちらは子供用の食事の定番ステーク・アッシェ&
ピュレ。レストランなどでも子供用メニュー
でどこにでもあります。ステーク・アッシェ
は牛挽肉だけのハンバーグ。

150ml弱の牛乳にクレーム・フレッシュを加えました。

アルミカップなどに少しずつ入れて冷凍しておき、一人分ずつの付け合わせにしたり、そのままお弁当にも入れられます。


じゃがいもが多めにある時などに
是非作ってみてください。😉

動画でわかりやすく☆

それではまた。

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フランスのトマトの肉詰め—トマト・ファルシ

2021-09-28 11:50:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回は、フランス家庭料理の定番、トマトファルシ(トマトの肉詰め)を紹介します。

フランスではファルシを作る用の大きめで中に詰めやすいトマトが売られていますが、小さめのトマトで沢山作っておもてなしやパーティー料理などにもいいです。

フランスでは、お米を付け合わせに使うことが多いです。
今回はバスマティライスにターメリックを入れて色付けしました。
お米はなんでもいいので、お手持ちのものでどうぞ。

トマト・ファルシのファルシとは、
詰め物をした、詰められたという意味で、
お肉などの詰め物をファルスといいます。

トマト・ファルシ
【材料】4人分

⚫︎トマト 大きい物なら4個
    中位以下なら8個
⚫︎玉ねぎ 大1個 小なら2個
⚫︎にんにく 1片
⚫︎ひき肉(豚肉か合い挽き肉) 400g前後
⚫︎パン粉 大さじ2
(食パン半切れ位でも◯)
⚫︎牛乳 大さじ2
⚫︎塩(ファルス用) 小さじ1/2位
⚫︎胡椒 適宜
⚫︎植物油(玉ねぎ&にんにくを炒める用)大さじ1
⚫︎オリーブオイル 大さじ1〜2
⚫︎ハーブ(刻んだパセリやバジルなど) 大さじ1 ドライなら 小さじ1
⚫︎米(付け合わせ用) 1〜2合
⚫︎ターメリック(無くても可) 適宜(1振り程度)
米に入れる塩小さじ1/4〜1/2位
※コンソメ(ブイヨン)などを小さじ1/2〜1位入れても可

【作り方】
① 玉ねぎ、にんにく、ハーブを刻んでおきます。


② 熱したフライパンに油を引き、にんにく玉ねぎを炒めます。やや色が変わるまででOK。取り出して冷まします。


③ パン粉(又は食パンを小さく切ったりちぎったもの)に牛乳を入れて混ぜます。


④ ボールに②ひき肉、③、塩胡椒、ハーブを入れ、よく混ぜます。


⑤ トマトを上部を切り取り(厚さ1〜1.5cm目安)中をくり抜きます。
(くり抜いた中身と水分も取っておく)



⑥ トマトの中身の塊を芯をのぞいてからみじん切りにし、汁(トマトの水分)を別にしておきます。


⑦ くり抜いたトマトに④を詰めて蓋をします。


⑧ 耐熱皿に米(洗ってザルにあげておくか無洗でいいものはそのまま)を入れ、⑥と足りない水分に水を足す。



⑨ ⑧に塩を入れ、あればターメリックを入れて、まぜる。


⑩ ⑨に⑦のトマトを並べ、米がある場合はアルミ箔で覆って、180度のオーブンで、45〜1時間くらい焼きます。
※アルミ箔は20〜30分後外します。



トマトの大きさ、オーブンによりかなり時間に違いが出るので時々確認してください。
米がある場合はさらに時間がかかる場合があるので、トマトが小さめの場合や、あまり時間かけたくない場合は、⑧の状態を炊飯器や鍋で別に炊く方がいいです。
水分量は米一合に対し200ml(cc)くらい

お米に塩を入れる代わりに粉末のブイヨンを小さじ1/2くらい混ぜるか、湯で溶いてスープにしたものを水代わりに使っても美味しく出来ます。

ハーブは生でもドライでもOK。
ドライハーブを作って常備しておくと特に買い置きがない時も便利です。

ドライハーブの作り方動画

★フランス家庭料理★

⚫︎仔牛のブランケット


⚫︎サラダ・ピエモンテーズ
(フランスのポテトサラダ)



翌日も美味しく食べられますし、お弁当にも入れられます。


みなさんの、ひき肉のレシピのひとつに是非どうぞ♪



動画でわかりやすく☆



それではまた。

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ガーリック&ハーブ/胡桃&イチジク/ すぐ出来るチーズスプレッド

2021-09-18 20:01:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回は、牛乳で作るフレッシュチーズで、2種類のブルサン風のチーズスプレッドを作ります。

牛乳は調整牛乳だと分離しないので、成分無調整牛乳(全乳-lait entier)を使います。
フランスの牛乳なら、冷蔵のlait entier frais になります。

◯成分無調整牛乳

ひとつ目は
ハーブ&ガーリック風味です。

【材料】
成分無調整牛乳 500ml(cc)
レモン汁 大さじ3
(酢を使う場合は大さじ2位)
塩 小さじ1/2位
胡椒 適宜
生クリームかクレーム・フレッシュ(サワークリーム) 大さじ1〜2
ハーブ (おすすめはチャイブ、パセリ。その他お好みでやってみてください。)
刻んで 大さじ1〜2位
※ドライハーブなら小さじ1〜2位
おろしにんにく 1/2〜1片
※パウダーなら小さじ1/4〜1/2位

生クリームは牛乳を濾した(絞った後の状態の硬さにより量を調節してください。
クリームの代わりをオリーブオイルにしても可。

イチジクと胡桃のスプレッド


【材料】
成分無調整牛乳 500ml(cc)
レモン汁 大さじ3
(酢を使う場合は大さじ2位)
塩 小さじ1/2位
生クリームかクレーム・フレッシュ(サワークリーム) 大さじ1〜2
蜂蜜 小さじ1(無くても可)
ドライイチジク 30g (2〜3粒位)
胡桃 30g

ドライイチジクを別のドライフルーツにしてもいいです。(レーズン、アプリコット、クランベリー、ブルーベリー、プルーンなど)
胡桃も別のナッツで代用できます。(アーモンド、ピスタチオ、パインナッツ、カシューナッツなど)

【作り方】
①牛乳を45〜65度に温めます。(料理用温度計が無ければ、表面がプツプツし始める頃に火を止めてください)


②火を止めレモン汁を入れながら混ぜ分離させます。





③水分(乳清)を絞ります。乳清は取って置き別の用途に利用できます。
コーヒーフィルターやガーゼ、キッチンペーパーなどで水気を切れます。




⚫︎ハーブ系の場合
塩胡椒、刻んだハーブ、おろしにんにく、生クリームかクレーム・フレッシュ(サワークリーム)を入れて混ぜます。



⚫︎イチジクと胡桃入りの場合、
塩、刻んだドライイチジク、胡桃、生クリームかクレーム・フレッシュ(サワークリーム)、蜂蜜(好みで)を入れて混ぜます。





※クリームで硬さを調節してください。

⑤容器に入れ、保存の場合は蓋をして(ラップでも)冷蔵保存します。




◯ブルサン

余った乳清(ホエー)を牛乳代わりにクレープ種に入れても美味しく作れます☆
●いつものクレープ

ドライハーブを入れる場合、手作りはいかがでしょう。
ドライハーブの作り方

★ディップ系いろいろ★

こちらはフロマージュ・ブラン(ヨーグルトでもOK)を使うディップソース
●フロマージュ・ブランのディップソース
ブラックオリーブのタプナード

グリーンオリーブのタプナード




売っているブルサンも美味しいですが、手に入らなければこんな感じで作って、美味しいアペリティフが出来ます。


調整牛乳では出来ないので注意してください。
フランスでは、lait entier の常温で置いてあるものでは無いもの、lait entier frais でやってください。demi-écrémé が一般的ですが、出来ないので注意してくださいね。

動画でわかりやすく☆


それではまた。


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フランスで経営していた店で売っていたキッシュのレシピ

2021-09-14 10:33:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。
今回は、キッシュを2種類紹介します。
最も定番のキッシュ・ロレーヌと、ほうれん草とシェーブルチーズのキッシュです。
シェーブルチーズは山羊乳のチーズです。
どちらも私達が経営していたお店でも定番でしたが、フランス中でも定番です。
レシピは様々ですが…。
キッシュ・ロレーヌは市販のパイ生地を使いました。丸い形でシートごと型入れするだけなので、あっという間。
【アパレイユキッシュの材料】
●26〜30cm位の大きい型用
卵 8個
牛乳 500ml(cc)
塩 小さじ1位
胡椒 適宜
ナツメグ 適宜
●22〜25cmくらいの型用
卵6個
牛乳 375ml(cc)
塩 小さじ3/4位
胡椒 適宜
ナツメグ 適宜
●18〜20cm位の小さめの型用
卵 4個
牛乳 250ml(cc)
塩 小さじ1/2位
胡椒 適宜
ナツメグ 適宜
アパレイユとは卵やバター、小麦粉など
数種類の材料を混ぜ合わせたものです。
基本的に流動性(液状)の生地です。
前回の記事にブリゼ生地の作り方を載せているので、手作りする方はご覧ください。
●キッシュ・ロレーヌ
【アパレイユ以外の材料】
※型の大きさに合わせて加減してください。
パイシート1枚か自家製の生地
ベーコン 200〜300g
おろしチーズ(エメンタール、グリュイエール、コンテなどピザ用ミックスチーズなどでも可)
100g前後
キッシュ・ロレーヌ
作り方
①アパレイユキッシュの材料を混ぜ合わせる
②型にパイシートか手作りの生地を敷く。(写真はパイシート)
③型の底におろしチーズ、上にカットされたものか自分でカットしたベーコンを乗せる。
④アパレイユを流し入れ、180度のオーブンで40〜50分焼く。
●ほうれん草とシェーブルチーズのキッシュ
【アパレイユ以外の材料】
手作りブリゼ生地か市販のパイシート
1枚
ほうれん草 200〜300g前後
おろしチーズ 100g位
シェーブルチーズ 300g位
作り方
①アパレイユキッシュの材料を全てまぜる。
②型にパイシートか手作り生地を敷く。
パイシート↓

自家製ブリゼ生地↓

③ほうれん草を洗って2分程度茹で、水に取り、搾り食べやすい大きさに切る。
④型の1番下におろしチーズを敷きほうれん草を並べる。
⑤シェーブルチーズをスライスし、④の上に並べる。
⑥ アパレイユを流し入れ、180度のオーブンで40〜50分焼く。
シェーブルチーズは手に入りにくいかも
しれないので、その他の白カビチーズ
でもいいですし、クリームチーズや
フェタチーズなどでやっても合います。

全てのキッシュにはおろしチーズを具材の下に敷きます。
上にチーズをかけて焼くレシピが多いですが、アパレイユが下に染み出しにくくなることと、チーズが表面で層になって、固まるのを防ぐためです。

シェーブルのキッシュは、職場でマネージャーの還暦のお誕生日の持ち寄り料理用にしました。
みんなに大好評でした。マネージャーにレシピを教えて欲しいと言われたり…😆
付け合わせにいかがでしょう。
キャロット・ラペ
フランスのポテトサラダ
ピエモンテーズ
他にもお店で定番だったキッシュを追々紹介します。


動画でわかりやすく☆



それではまた☆

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パート・ブリゼ - ブリゼ生地

2021-09-09 16:03:00 | フランス料理/作り方とレシピ/les cours de cuisine
みなさんこんにちは。

今回は、お菓子や食事用タルトに大活躍のブリゼ生地- pâte brisée を紹介します。

フランやフルーツとクリーム系アパレイユを流して焼くタルト、キッシュやその他の塩味のタルトなどに合います。

多めに作って冷凍保存もできます。

作り方はとても簡単で、適当にやっても(?)それなりに出来ますので、お気軽に作ってみてください。😆

【材料】
小麦粉 250g
バター 125g
卵黄  1個分
(全卵でも可)
塩  小さじ1/2位
水 50ml(cc)
(全卵なら水は無しか極少量)

※打粉用小麦粉 適宜(カップ1/2程度)
型に塗るバター 適宜


【作り方】
①小麦粉はふるっておきます。作業台やボード上またはボールに小麦粉を盛り、指で穴を作ります。

②その穴に塩、バター、卵黄、水を入れます。全卵なら水は無しか、ほんの少量にします。






③指先でつまむように混ぜていきます。混ざってきたらまとめます。



④手の腹で③を擦るようにして動かす動作を繰り返しながら混ぜ込みます。

 ひとまとめにしてラップに包んで冷蔵庫で寝かせます。最低でも30分以上)




⑥寝かせたら台に打粉をして、綿棒で生地を伸ばします。(丸い型に敷くなら丸くなるように伸ばす)




⑦3mmくらいを目安に伸ばしたら、麺棒に巻き付けて持ち上げ、バターを塗った型の上に広げます。




⑧人差し指で型の溝に沿って、押さえながら型取りして、麺棒で上からゴロゴロ転がし、余分な生地を切り取ります。






⑨生地を切り取った部分を指で慣らして整えて、フォークでそこの部分を刺して穴を開けたら、型取りは出来上がり。





小麦粉はフランスのT55、(中力粉位のもの)を使っていますが、別のタイプでもできるので、あるものでどうぞ。


余った生地はラップして冷凍しておくといいです。
麺棒で伸ばした後クッキングシートの上に広げクルクル巻いて冷凍すると解凍後すぐ型に敷けます。

今回私が使った型は直径26cmくらいのタルト型ですが、もっと小さい20cm位のものなら2台分は取れます。

タルト型 26cm
20cm

スケッパー(カード)






動画でわかりやすく☆



それではまた。


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