忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

朝ドラで安田成美が突然降板した本当の理由を知る

2013-10-29 | 日記
 10年ほど前にNHKの朝ドラ「春よ来い」でだったか、ヒロインを演じていた安田
成美が突然降板したことがあった。

「春よ来い」は脚本家・橋田須賀子の自伝的ストーリーをドラマ化したもので、当時
橋田は「おしん」はヒットさせるは、「隣の芝生」は当てるはで、相当高慢稚気であり
(今も大脚本家然とした態度は変らないが)、「春よ来い」は自分の幼少時代からの
才能をひけらかすかのようなストーリーが少々鼻に付いていた。安田は体調不良でも
なく内容に不満な様子であったので、てっきりそんなストーリーに嫌気がさしてしま
ったのではないかと思っていた。

 当時、橋田が「眼をかけていたのに、飼い犬に手を咬まれたような思いである」と
コメントしていた記憶があるだけで降板の本当の理由は伝えられなかった。
ところが、一昨日あるTV番組を見ていてひょんなことから降板の本当の理由を知った。

安田成美は在日韓国人で、橋田の父親が戦前朝鮮において朝鮮人を雇って事業を行って
いたというシーンとなって安田本人か父親かが毛嫌いしたという。

芸能界は在日が多い。和田あき子、井本遥、都はるみ・・・等々。放送業界にも多数
入り込んでいるらしい。在日がどうのというつもりはないが、いわゆる隠れ在日は
困る。

有史以来、朝鮮半島で百済、新羅など国が滅んだり、内乱が起こるたびに亡命あるいは
難民という形で多数の半島人が移住してきている。日本国の象徴である皇室ですら
遥か昔だが朝鮮系の血が入っていて、今上天皇も韓国訪問時にそれを挨拶で表明されて
いる。
当時の律令政府は彼らを可能な限り都から遠ざけるべく、奈良時代は近江(特に湖東)、
さらに多数の難民が溢れたときは北関東にそのまま移り住まわせていて、かれらはそこで
土着したという。以来1000年以上も立って混血などが進んでおり完全に日本人として
同化してしまっている。
湖東には朝鮮由来の石塔が残っており、また歴史上有名な関東武者の一部はかつての
難民の末裔とも聞く。

多分多くの日本人はいくら毛嫌いしようと朝鮮系の血が混ざっているだろう。だから
在日がどうのではない。"隠れ"在日が困るのである。そこには顔は日本人、心は朝鮮人
(反日あるいは嫌日もしくは選民思想)といういやらしさが漂う。

彼等は半島に戻っても同胞とは認められずに差別されるため、日本に同化するしか方法が
ないのに、日本に帰化して同化しようとは頑なにしない。

日韓併合の最大の汚点は、こういう同化しようとしない朝鮮人の在留が合法化されてしまったことではないかと思う。


ところで安田成美の在日を知った経緯であるが、結構ややこしい話になる。
一昨日、NHK「鶴瓶の家族に乾杯」を見ていたら、ゲストがエッセイストの阿川佐和子
であり山口県下関市(旧豊北町)にある苗字と同名の阿川地区を訪ねる内容であった。

30数年前に作家である父親の阿川弘之の講演に同行して訪れたことがあり、父親は阿川
家の遠い祖先の出身地ではないかと思い込んでいたらしい。

そこで今回は阿川地区在住の阿川姓の人を探して訪ねる歩くというものであった。
結局阿川姓の家は7、8軒しかなく会えなかったのだが、塩田製畳所というところを
訪ねたときのこと、店主の母親が評論家の塩田丸男といとこ同士だという。

しかも偶然なことに、数日前に丸男から母親宛に手紙がきて、30数年前に阿川弘之に
阿川行きを勧めたとあった。

そこで家人が、塩田丸男は亡くなっているはずだ、ネットで確認してくれと言う。
調べてみると90歳を過ぎて存命であることがわかったが、それとともに前述の
降板の理由をTVで述べてレギュラー番組を降板させられたこともわかった。

それにしても家人はよく知っている。私自信は塩田丸男を知らなかった。