わが愛車は今年6回目の車検の時期を迎えた。早いもので’05年に購入以来13年目になる。
新車登録から13年経った車は重量税などの税金が高くなるらしい。それも20%も上がるという。
これを機会に買い換える人が多いとみえ、そのためか1年以上前からディーラーが足しげく
訪れる新車購入を勧めるし、また車のパンフレットをこれでもかといわんばかりに送り続けてきた。
車が古くなると確かに故障も増えるだろう。そして来年には消費税も上がる。年齢的にも
買い換えるとすれば今回かもしれない……と、諸々考えて正直迷いはした。
だが13年間乗り続けて故障はただの1回。それも排気ガスのO2センサーの故障。
本体の故障ではない。エンジンの調子はよく、コンクリートの車庫に入れていて、雨露、直射日光
が当たらないので外観もまったく異常なし。
そこでちょっと迷いはしたがやはり車検を受け乗り続けることにした。
ところで13年経つと税金が上がるのはなぜだろう。古くなると燃費が悪くなるだの、排気ガス中の
有害物質が増えるだのというが、燃費はまったく変わらず有害物質云々もまったく根拠がない。
それよりも車を作るために膨大な石油を消費するはずだ。車を大事に維持管理して乗り続ける
ことの方がエコだと思うのだが……。 車メーカー保護のためとしか思えない。
小生もバブルの頃浮かれてパジェロを購入し、23年間20万Km以上乗り続けておりました。大きな故障はほとんどなく気にいっていましたが、各種いじめ増税と車検を通すための部品交換代が増し、年金暮らしにはつらくなり6年前軽自動車に換えました。
仰るとおり建設業と並ぶ基幹産業の自動車工業会へ(から?)の期待で買い替え建て替え促進の政策が何ともいやらしいですね。総合的な意味のエコなんかほとんど考えていないように見受けます。