先日連れ合いの友人に誘われて、われわれ夫婦と三人でランチを一緒した。
この友人、彼の奥さん、我が連れ合いの三人が高校の同級であり、また奥さんと連れ合いは大学も同じという関係である。
我が家に長男が生まれたときにわざわざ大阪から訪ねてくれたことがある。
だが、このランチに連れ合いの親友である奥さんはいない。なぜかというと、彼女は7年前に亡くなってしまったからだ。
彼女のお兄さんに癌が見つかり、念のためと検査を受けたところ彼女にも乳癌が見つかった。しかし病巣発見から7、8年間の闘病もむなしく亡くなってしまった。
兄弟二人が相次いで発癌というのはやはり珍しい。
ところが、ランチ会食の間の会話でこの友人が言うには
彼女の父親が広島高等師範学校(現広島大教育学部)に在学中に被爆者救護で市内に入り被爆した
という。だとすると、残留放射能による二次被爆である。
原爆は本当に怖いと思い知らされた。
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