忙中閑話

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長嶋茂雄の国民栄誉賞授与に断固反対!

2013-04-02 | 随想
昨晩また嫌なニュースを聞いてしまった。あの長嶋に国民栄誉賞授与の方向で話が進んでいるとのこと。はっきり言って、いい加減表舞台から降りて欲しいと思っているのにこの人はやたら顔を出す。どうもこの賞の選考基準もはっきりしない。

長嶋の現役時代も監督時代も知っているし、突然の監督更迭劇も知っている。そして監督をクビになったあとロスアンゼルスオリンピックでレポーターをやったとき100mで優勝したカール・ルイスにインタビューしようとしてあたかも旧知の友人であるかのように親しげに「ヘイ!カール」と呼びかたものの「あんた誰?」みたいな顔をされたことも知っている。

なにしろ相手は世界のカール・ルイス。前に会ったことはあってもルイスにとっては"One of them"。そのところが全くわかっていない。良く言えば天真爛漫だがはっきり言っていわゆるKY。天真爛漫と言えば、長島語録や横文字だらけの難解な長嶋語もその一端だろう。常識人なら揶揄されていることぐらいわかりそうなものだが全く意に介さない。

まあ、そこが長嶋ファンが長嶋を愛する所以でもあるのだろうが・・・。

そして、現役時代に長嶋と三遊間を守った広岡(後の西武、ヤクルト監督)が誰よりも嫌っていたことも知っている。なにしろ守備の上手い野手なら難なく処理できるゴロをいかにもファインプレーのように見せる名手だったという。それだけならいいが、ちょっと難しいゴロは全く追おうとしない。おかげで遊撃手だった広岡に負担がかかった。

この話には多少なりとも広岡の妬みや僻みもあるだろう。なぜ長嶋だけスポットライトが当たるのかと。

確かに、天覧試合のサヨナラホームランなど華々しい活躍はある。そして運も実力のうちだろう。長嶋に憧れて野球を始めたという多くの野球少年を生んだ功績は認める。

だが数年前から野球がつまらなくなった。勝ちにこだわり、他チームから有力選手を引っこ抜く。そして力が落ちれば簡単に使い捨てて代わりを引き抜く。実はこんな補強方法を取り始めたのはこの長嶋の第二次監督時代なのだ。

とにかく早く表舞台から降りて欲しい。



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