忙中閑話

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茂木健一郎のドラマ出演・・・NHKの狂気

2014-10-03 | 随想
 以前からそう感じていたが特に最近NHKがおかしい。

第一は朝ドラで「脳科学者」といわれる茂木健一郎氏が朝ドラに出演していたこと。

毎朝連れ合いがBSの朝ドラが始まる頃に目覚めてTVのスイッチを入れる。
彼女は大抵はそのまままた寝入ってしまうことが多い。
当方、朝ドラには興味がないので殆んど見ることはないが音声だけは耳に入る。

先週の朝ドラを例によって声だけで”聞いていた”ところ、やけに下手なセリフの
役者が出ていた。台本の棒読みである。
驚いてメガネを掛け画面を見てみるとなんと茂木氏であった。

茂木氏といえば、数年前に脱税(無申告)という問題を起こした人物である。
悪意はないにせよ、税務署からの再三の注意を受けながら数年間無申告で済ませた
というから質(たち)が悪い。
脱税は立派な犯罪である。本人は、修正申告して追徴課税で正規の税金より多く
納めたとtwitterで高言したというからあきれる。

世間は脱税に対して比較的甘い。薬物と違い簡単に復権する。だが、そもそも脱税は
国民全体に対する反逆行為と見るべきだろう。このため米国では厳しい社会的制裁を
受けるときく。

そもそもが、この茂木氏は以前民放で「アハ体験」とか称し、ハッと気が付くときに
脳が活性化するのだといって、ゆっくりと変化する静止画像を見せ変化する部分を
当てさせることをやっていたことがある。確かに最初と終わりを瞬時に見比べると
違いがわかるのだがゆっくり変化するとなかなかわからない。いらいらするばかり
で脳が活性化するようにはまるで感じらなかった。左右2枚の絵を見比べて違いを
探す「間違い探し」クイズの方が余程見つけた時の感動は大きい。
「アハ体験」にしても茂木氏の発案ではないらしい。誠にマスコミへの売り込み
上手な人物と見ていた。

なぜNHKがこの脱税者の復権に手を貸すようなことをするのだろうか、不思議で
ならない。それも見たくもないド素人の役者として。

ついでだがこの朝ドラはBSに続き時間をおいて総合で再放送(これが本放送?)
され、昼にも再々放送がある。家人は寝ていて見なかったといって朝はBSから
総合にチャンネルを替え、またそれも見なかったといって昼も見ることがある。
つまり日に三回このドラマを見る(聞く)ことになる。

狂気といえば先日これよりひどい番組があった。番組名は解らないが、お笑い芸人
が悪ふざけする番組だった。まるで見るに堪えないものですぐテレビを消した。
視聴料を取るNHKがなぜ民放以下の番組を放送するのかわからない。

まだまだあるが今日はここまで。

NHKに直接モノ申すべきかも知れないが、先日ラジオ深夜便でジャズの特集を
やっていて、それがハイテンポでしかもレフレーズのイラつくものだったので
深夜に聞くにはふさわしくない、スローテンポなジャズにしてくれるようにと
注文したが全くレスポンスがない。

そうは言いものの今日も書きながら深夜になってしまい、またその深夜便を聞い
ている。眠れない夜、ラジオ深夜便はありがたい。明かりを消してしばらくたつと
何時知れずとなくzzzz…と。




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