忙中閑話

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三重塔 国宝編(2)   奈良・薬師寺 遠景冴える

2013-02-07 | 旅行
 薬師寺は隣接する唐招提寺とともに少なくとも5,6回は行っているが正確な数はわからない。

 唐招提寺金堂の解体修復工事の特別公開と聞けば行き、修復完成と聞けばまた訪れる、そして今度は薬師寺東塔の解体修復工事開始に伴う特別開帳とあってまた訪れるといった訳で回数が増えていった。
 

 薬師寺は何と言っても遠景がいい。まず遠景から。

 南東側の秋篠川河畔からの遠景
  (右が国宝の東塔)




 夕暮れ時のシルエット

 西側にある大池湖畔からの遠景
 (右が国宝の東塔)

  



 三重塔について
 東塔は730年の建立で国宝、西塔は昭和59年に再建された。東西両塔があるのは他に當麻寺(たいまでら)があるがその他に見た記憶がない。おそらくこの2寺だけだろうと思う。

 東塔/西塔の両塔とも三重塔だが各階に裳階という庇があるので六重に見える。そしてそのため高さも33mあり他の三重塔を圧倒する。

 現在東塔は2018年完工予定で解体修復工事中のはずである。数年前、解体工事着工前に塔の特別ご開帳があるというので見に行った。

 
 東塔




 西塔




 ただ個人的には五重塔や三重塔はないが唐招提寺の方がいい。
薬師寺の方は西塔の再建その他設備の修復のための資金集めが必要なせいかどうも商業的な姿勢が感じられる。

 唐招提寺の千手観音が我が守護神であるせいなのかも知れないが・・・。

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