忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

やぶ蚊対策は発生源を断つのが一番

2016-06-07 | 

 義母が急逝して5カ月が経った。

義母が残していったものは、家の中では膨大な量の本、雑貨類、画材、写真、……
家の外ではこれも膨大な量の園芸物。鉢植え、露地物の植物のほか植木鉢、土、
バケツ、たらい、………。

家の中は3カ月かけて大方整理をした。まだ完全ではないが、庭の方の整理を
始めようと思い立ち、4月に入ってから開始した。草木が生い茂る前の方が
やりやすいからだった。

家の中もゴミ屋敷そのものだったが、庭もゴミ屋敷。こういった”異常”性格の人は
店頭で気に入ったものを見たら抑制がきかないようで、後先(あとさき)のことを
考えずに買い求めてしまうらしい。

その結果、狭い庭はこれ以上植物や植木鉢などで一杯になっており、その上
に空の植木鉢が大小あわせて100個以上もあった。一体どこに置くつもりだった
のだろうと思うが………そこはやはり”病気”。

当然整理もされておらず、乱雑に積まれたまま。植木鉢は置き方によっては雨水が
溜まる。そのわずかな水溜りにボウフラが湧く。植木鉢を整理し、雑草の中の
バットのような水受けを徹底的に排除した。

その結果、今年は庭に出ても蚊に襲われなくなった。庭を整理した利点の一つである。
新緑のもみじの木陰は風通しがよく涼しい。木洩れ日もいい。今年は蚊取り線香なく楽しめる。

それと庭先で見つけた正体不明の草花。シュロの根本でひっそりと咲く。
タケノコのように筒状のものが伸びてきて、先端が淡いピンクに色づいてきた。
そしてそれが花かと思ったらその直下に黄色い花のようなものが姿を現した。
いったいこれは何という名前なのだろう。

 蚊の幼虫であるボウフラはPETボトルのキャップほどの水でも孵化するという。

義母はこの時期になるとそこらじゅうに蚊取り線香を焚いていたが、やはり発生源を断つのが一番!!


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