デヴィッドボウイさんといえば懐かしいと思われる方が多いですかね
1970から80年代ラジオなどでこの人の歌がよく流れていたんですよ
奇抜な衣装、奇抜なメイクでロックを歌う姿が記憶に残っています。
2016年にお亡くなりになられているんですが、
この人を偲ぶ写真展が京都で開催されていたのです。
ボウイさんは親日家で特に京都が大好きだったみたいなのです。
40年前に初めて日本に来たボウイさんを撮っていたのは
鋤田(すきた)正義さんという方です。
私はボウイさんのファンではなかったのですが、
京都の町並みが写っているスナップ写真、いいなあ
とチラシを見て行くことにしました。
写真展では、舞台衣装のきらびやかな服装とメークのものも、
ボウイさんの思い出として一部ありましたが、
多くはさりげなく京都人みたいな顔をして、
だけど京都の商店街や古いお店を訪ねて楽しんでいる、
素顔のボウイさんの写真でした。
ウナギ屋さんでウナギを買い食いしている姿、茶目っ気がありました。
公衆電話ボックスでたばこを指に挟みながら
電話をしているようす、とか。
今こんな写真、もう撮れないですよね。
たばこも禁煙地帯が増えましたし、
歩きたばこする人も減りました。
電話ボックスも減りました。
ボウイさんだから、とってもかっこよく写っていました。
京都特有の路地、古い木造の町家が並ぶ風情のある場所で、
家の壁にもたれかかって、ちょっとかっこつけた写真。
かっこいいんだけど、どこか町に溶け込んでいる感。
私はこの人が京都が好きで、しまいには家を買って住んでおられたことがあるとは、全く知りませんでした。
でも写真を見れば、本当に日本が、京都が好きだったんだな
ということがよく分かりました。
そして懐かしい昔の町並みをみて
自分の子供の頃の記憶と重ねる私でした。
ボウイさん、京都を愛してくれてありがとう。
普段そこに住んでいる人間よりも
良さを知っていてくれたという気がします。
ボウイさんのイメージとはちょっと違う場所ですが、
ここも京都市のある場所です。
1週間前の写真です。
しま美撮影💖
写真展、緊急事態宣言の関係で今臨時休館になってしまいました。
ギリギリ行ってこれてよかった😅
この写真展の写真集「時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA−鋤田正義が撮るデヴィッドボウイと京都」
5月6日木曜より販売予定だそうです。
ご興味のある方はどうぞ。