ある6月のお花の話
先日不思議なことがありました
ドラッグストアに行きました。
レジカゴを持って、買いたいものをカゴに入れつつ、ふとかごの中をのぞくと、小さな花の蕾が入っていました。
前のお客さんが花を買ってたのかしら。
ここは花売ってなかったはずだけどなー、
まあいいやレジに行ったら店の人が捨てといてくれるやろ。
そしてレジに行って精算をしました。
ここは自分のレジ袋を出すと、店の人が袋詰めをしてくれます。
私は私で結構忙しいのです。
ここのドラッグストア、スマホアプリでポイントをつけたり、
クーポンを提示したり2回ぐらいスマホの画面を出さないといけないから、
そしてさらに代金は現金で払おうとするから忙しいです。
それだからその間に店の人が袋詰めをしてくださって助かるんですよね。
そして家に帰ってきました。
台所で品物を出します。
袋の底に何か入っています。
あら、先ほどの花のつぼみが入っているではありませんか。
店の人が意識的に入れてくれたんでしょうか、本当に小さな蕾。
指の先ぐらいのサイズです。
このつぼみさんとも何かの縁です。
ちょっとお水につけておこうかな。
それからもう何日も経つんですがあんまり開いてこず、それでいて枯れもせず不思議な蕾です。
うちの家にも少しですが紫陽花が咲いています。
紫陽花はやはり咲き始めの青っぽいのが綺麗、
そして晴れてる日よりもちょっと暗め、日向よりも日陰で写す方が青が綺麗に映える、と思っています。
初めはとても綺麗でした。
でも一週間でどんどん色、形が変化しました。
そのようすを追ってみました。
アジサイその1 6月5日
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6月9日
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6月12日
アジサイその2 6月5日
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6月9日
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6月12日
アジサイその3 6月5日
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6月9日
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6月12日
アジサイを題材にした俳句でこの写真に合う物を調べてみました。
「紫陽花や藪を小庭の別座敷」 松尾芭蕉
ー手の込んだ庭ではなく、自然のままにされた別座敷の庭に咲いていた紫陽花の美しさを表現ー我が家の庭は手入れせず、その通りであるー
「紫陽花や昨日の誠今日の嘘」 正岡子規
ー日々、色が変化していく様子を擬人化。人の心も移ろいやすいことを表現ー
ちなみに、ご存じの通り、アジサイの花びらのように見えているのはガクの部分で、中の部分が花、最初つぼみが丸いつぶつぶの様に見えてかわいいが、花が開いてみるとそれほどでもない。
そしてこのままおいておいても、アジサイの花は散らない。
公園など、自然のままに生えているところのものは、冬、枯れ花が見られます。
枯れた花姿を写真に撮った人がいましたが、シブくてかっこいい。
わたしもある場所で、去年のまま残っているアジサイを発見しました。
でも家の花は来年の事を考えて花の先を切ってしまいます。
来年もちゃんと咲いてくれますようにと思いながら。
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