しま美の 日々是感謝 日記

日々のくらしの出来事の中で何か一つ「良かった」を見つけます。時々「驚いた」「不思議だ」があるかも 京都市在住😸🐱🙀

聞き慣れない夫の一言

2021-06-20 | 日記
昨日は 私の夫の父母の7回忌の法事がありました 。
このコロナ禍の中で なんとか無事終えました 。
私だったら人を呼ばなかったかもですが
夫は、この先はもう親戚は 集まることはないだろう、と思ったのか、
あえて呼ぶことにしたみたいです。
私たちは 共に1人っ子で 子供もおりません。
そして 私の両親ももう既に他界しております。
集まったのは私達を含めてわずか7人です。
しかも 亡き父母と直接 血が繋がっているのは私の夫と母の弟(つまり叔父) の2人だけ
あとは 父母の兄弟の嫁だったり夫だったり 、
血のつながりは 無いのによく集まってくださったことと思います。


義理の父母は6年前ほぼ同時になくなりました。
まず母が80歳の声を聞いてすぐに急逝しました。
夫婦仲が良かったのか、父はその後しょげてしまって 、
3ヵ月後にまた急逝しました 。
立て続けだったので 法事もいつもまとめてやらせていただいています。
菩提寺で お坊さんにお経をあげていただいて、
こちらのお坊さん 、相変わらず 声に張りがあって 流暢なお経だなあと、
音楽を聴くように聞かせてもらって、
「いつもは、お話しをさせていただきますが、このコロナの状況なのでやめてときます」
と、なんかちょっと寂しいかな。
いや、他の人は内心「ああ、よかった」と思っているかナ



後の食事会、ホテルの中華を予約しておきました。
ここのホテルは母体がしっかりしている所ですが、
こういう食事会も減ってるだろうな。
緊急事態宣言中だったので、アルコールの提供なし、
メニューだけど、おおよそ中華らしくない、
鰹のタタキ、鱧の天ぷらなど
フカヒレスープとチャーハン以外はほぼ日本食。
デザートも大学芋とアイスクリームとスイカの小片が、
フレンチレストランのごとき盛り付け。
中華といえば、そもそも大皿に盛り、みんなで取り分けるものですが、
今回は一人一人皿に盛り、ホテルの人がサーブ。


90近くの叔父様(母の妹の夫)、大変元気な方ですが、
これは「和食みたいですな」
でもたぶん悪い意味ではなかったと思います。
法事の後ですので、ちょうどよかったのでは。
このご時世、何年ぶりかに合った者同士なのに、
すぐ始まる話題はワクチン接種の話。
65歳を超えている人たちは順調に終わったみたいでした。


ウチの人は主催者ですから、
初めに挨拶をするわけですが、
彼はこういうときいつも以外な発言をします。
つまり普段聞き慣れない内容のことを言うのです
今回は 「親には感謝している。親はすごいなあと思う。
生きて行くのは大変なことだなあと思っている
と言っていました 」
「へーそんなことを考えていたのか」
と私は内心思ってしまいました。


まあ確かに お父さんは ある意味すごかったです。
お母さんもある意味すごかったです。
2人とも 没頭する趣味があったのです。
若い時から死ぬ直前まで ずっとそれをやり通していたのですから。
そして趣味のために使うお金も、働いて一生懸命工面していたのですから 。
いい時代を 生きた人たちだと思います 。


私たちは子供がいないので 父の日だからとか母の日だからといって
感謝される人は居ないんですけども、 その分子育ての苦労も知りません。
死んだ父母には 感謝をしなくてはいけません 。
声を出して言いにくいけれど、心の内ではそっと思います。
やっぱり親は偉かったかも。





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