広島県立歴史博物館

鞆の浦港
禅寺対潮楼から弁天島を望む

鯛網船と観光船
対潮楼に残る額

常夜灯(とうろどう)



徳島県俳句連盟の吟行会で朝から鞆の浦へ。最初に広島県立
歴史博物館で復元された中世民衆の町・草戸千軒を見学する。
650年前の民家の生活の様子と沢山の出土品が展示されていた。
続いて鞆の浦へ。古代から栄えた港・港町・海域(湾)で、今もその
名残をとどめる。南北朝時代には北朝と南朝の合戦(鞆合戦)が繰り
返された。また、幕末の歴史家頼山陽は、足利は鞆で興り鞆で亡
びた喩えたそうだ。
禅寺対潮楼からの眺めは素晴らしく、朝鮮通信使の寄港地にも
しばしば指定され、「日東第一形勝」(朝鮮より東の世界で一番風光
明媚な場所)と賞賛されこの文の額が今も対潮楼に残っいる。