何となく、 「河島英五」 という人の曲を聴きたくなる日々です。
まだ河島英五さんが無名だった頃、
東京に住む叔母の結婚式で、新郎側の友人の中に
河島英五さんの弟さんがいらっしゃいました。
「今、兄貴が、岩岩岩岩(いわいわがんがん)っていう役で
映画に出てるんです」って。
小学生だった私は名前だけで大笑い。
そして、高校二年の冬
私の高校へ来てくれた事。
気だるい高校生活の中で鮮明の残る記憶の一つです。
いつの日か息子と酌み交わすお酒を夢見て
作ったであろう「野風増」。
その夢を果たすことなく彼は亡くなっています。
人の人生ってなんだか儚いですね。
なんのご縁か、あの時、私の耳に飛び込んで来た河島英五さんの曲は
「お前のせいだ」と言われれば、傷つくくせに、
言われなければ気が済まないやり場のない気持ちに、
泣いていいよと背中を押してくれました。
まだまだ残る後悔の数々。
いつの日かこの気持も空へ昇る日がくるといいなぁ~