このブログでも何度も取り上げているマンション強度偽装事件ですが、この事件でつくづく審査というものはむずかしいものだと感じています。
マンションの場合は、構造計算書と建築図面についての審査ですので、その書類をくまなくすべてチェックすることは理屈の上では可能ですが、現実的にはそんなことを全部やっていると時間がいくらあっても足りないということで、ポイントをだけの審査が行われるために不正を見逃すことになってしまうのかもしれません。
他方、ISOやISMSについてはどうでしょうか。こちらも、審査日程は限られているので要所要所を押さえた形での審査が行われます。審査を受ける側として最も気になるので、自分たちで作成したルール通り日常の業務を行っていることを審査員に証明できるかということになります。
審査員が会社にやってきて、アットランダムに社員に対してボロが出そうな質問をして、それにうまく対応できるかが一番の心配ごとだったりします。
どちらにしても、全数調査、完璧なチェック・審査というのはありえないので、どうしても性善説に立たざるを得ない部分があります。チェックされる側の良心にかかっているわけです。学校の先生が、生徒のテストをくまなくチェックして採点するようなことは、現実の審査ではできませんのでこの点が一番問題になりそうです。
この問題はこれからどう発展するかまだわかりませんが、今回の一件で世の中の審査制度の信頼が揺らいだのは確かなようです。
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マンションの場合は、構造計算書と建築図面についての審査ですので、その書類をくまなくすべてチェックすることは理屈の上では可能ですが、現実的にはそんなことを全部やっていると時間がいくらあっても足りないということで、ポイントをだけの審査が行われるために不正を見逃すことになってしまうのかもしれません。
他方、ISOやISMSについてはどうでしょうか。こちらも、審査日程は限られているので要所要所を押さえた形での審査が行われます。審査を受ける側として最も気になるので、自分たちで作成したルール通り日常の業務を行っていることを審査員に証明できるかということになります。
審査員が会社にやってきて、アットランダムに社員に対してボロが出そうな質問をして、それにうまく対応できるかが一番の心配ごとだったりします。
どちらにしても、全数調査、完璧なチェック・審査というのはありえないので、どうしても性善説に立たざるを得ない部分があります。チェックされる側の良心にかかっているわけです。学校の先生が、生徒のテストをくまなくチェックして採点するようなことは、現実の審査ではできませんのでこの点が一番問題になりそうです。
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