韓国ドラマは哲学的感性を刺激する

韓国ドラマ、IT・デジタルなこと、AIなどと並んで哲学に関する事柄や、よろずこの世界の出来事について書き綴ります

個人情報保護法に思う

2005-12-24 11:18:06 | 情報セキュリティ
 個人情報保護法がこの春完全施行されてから、初めての年があけようとしています。

 導入直後の混乱がいろいろと報道されましたが、その運用は落ち着いてきたと言えるのでしょうか。

 私の印象では、国民の間に正しい認識が広がるのはもう少し時間がかかるという気がしています。結局新しい法律が国民の間に浸透して正しく認識されるまでには、混乱と時間がかかるのは仕方がないことだと思っています。

 とはいえ、何もせずに手をこまねいているのではなく、本来なら国民一人一人が積極的にこの新しい法律を理解する努力をするべきなのですが、現実はなかなかそれもむずかしいというところです。

 もちろん、企業・組織の中で直接個人情報を扱う人たちは否が応でも勉強する必要があるのですが、われわれ一般の国民も自分が何をすべきで、何ができるか考えることをせまられていると言えるでしょう。

 この法律の施行で、国民のプライバシー意識は以前にも増して高まっています。家庭用シュレッダーの売れ行きも目に見て増えているとのこと、ゴミ出しひとつにしても以前よりもプライバシー意識が高まっていると言えます。

 ただ、個人のプライバシー意識を強く主張すればこの法律の主旨に合致するわけでもありません。円滑な社会生活を営むために、われわれ一人一人が正しい認識をもって日々を過ごすことが最も大切だと思っています。

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