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韓国ドラマは哲学的感性を刺激する

韓国ドラマ、IT・デジタルなこと、AIなどと並んで哲学に関する事柄や、よろずこの世界の出来事について書き綴ります

ウイニーへの関心の高さ

2006-03-10 05:00:00 | 情報セキュリティ
 連日マスコミを騒がせているウイニーによる情報流出事件ですが、その余波を受けて私のブログへのアクセスが急増しています。どんなアクセスが増えているのか調べてみると、ウイニーというキーワードで検索して私のブログがヒットしているというわけです。

 今までいろいろな時事問題を扱ってきましたが、こんなにアクセス数が増えたことはありませんでしたので、世の中のウイニーに対する関心の高さを身をもって味わっていると言えます。

 しかし、アクセスが増えているのを手放しで喜ぶことも出来ません。先の記事でも書きましたが、報道でウイニーに関心を持つのは良いのですが、そのままウイニーのユーザになり、ウイニー向けのウイルスに感染をして、ウイニーによる情報流出仲間に加わってしまう人が増えていることが想像できるからです。おそらく、想像だけではすまずそういう人たちはかなりの数にのぼっているのではないでしょうか。

 この悪循環を断ち切ることが必要なのですが、いったいどうすれば良いのでしょうか。

 何か、特効薬のような手段を示せればいいのですがそれはできません。地道に手順を踏んでやっていくしかありません。とにかく、どんな形でも良いので最低限の教育をユーザに施さなければなりません。

 職場で強制的に集合をかけて、簡単なセミナーを開いてウイニーの問題について何が問題でどういう対処をすれば良いのかを従業員に理解させる必要があります。実際の対策はそれと同時に行うか、それ以降に行わなければなかなか思うような効果をあげることは出来ないでしょう。

 ウイニー問題の本当の恐ろしさや問題点を理解することなく、ただただ使用禁止の命令を出すだけでは、絶対に従わない者が出てくるからです。もちろん、一通りの知識を持っていてもそれでもウイニーをどうしても使いたいというユーザはいるでしょうが、大半の者はウイニー問題についてのきちんとした知識が得られれば、職場の命令に従うようになると私は思います。

 一番よくないのは、禁止の命令を発するだけで従業員に対して何のフォローアップもしないことです。中には、仕方なく仕事を家に持ち帰って仕事をしている者もいるかもしれません。また、会社でPCを貸与してもらえず、やはり仕方なく私物のPCを使用している者もいるかもしれません。

 そのような実情もよくよく考慮して禁止の命令を出さなければ、従業員の反発を買うばかりで即効性のある対策を施すことはできないでしょう。

 ですからウイニーに対する有効な対策法は、職場のPC環境の実態調査と従業員への教育なしでは成立しません。この二つの要素が最低限の条件となります。

 組織内で教育まではとてもできないというのなら、外部の専門の会社に依頼するのも一つの手です。啓蒙活動とPC環境の整備が車の両輪となって始めてウイニーの負の連鎖から抜け出せることになるのです。

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