韓国ドラマは哲学的感性を刺激する

韓国ドラマ、IT・デジタルなこと、AIなどと並んで哲学に関する事柄や、よろずこの世界の出来事について書き綴ります

怪しさの見きわめ方

2006-03-24 05:00:00 | 情報セキュリティ
 相変わらず世間はウイニー騒動で揺れています。そもそもユーザー一人一人がもう少し注意深さをもってコンピュータを利用していれば、少しは被害も少なくて済んだのではないかと私は思っています。

 ネットの世界には数え切れないほどのソフトウエアやコンテンツ(データ)があふれています。その中から、自分のコンピュータで利用してもいいものかどうか、見きわめる力が要求されていることが今回の一件でよくわかったと思います。

 劇場公開されたばかりの最新映画や高価で個人ではとても購入できそうもないソフトウエアがタダで手にはいるという誘惑に負けてしまう人は多いことでしょう。

 しかし、そこにいかがわしさや、怪しさを感じて自制心を働かせることができればウイニーによる被害も最小限で済んだかもしれないのです。そもそもウイニー自体がグレーゾーンに分類されるソフトウエアです。

 作者を非難するわけではないのですが、匿名性を保ったままファイル交換ができる仕組みを作れば、このような結末が待っているであろうことはある程度予測できたはずです。

 結局、こういう事態に巻き込まれるかどうかは、コンピュータをいかに深く理解し、使いこなせているかということがおおいに関連します。その意味で教育の問題が大切ということになります。

 実社会で生活してもいろいろと怪しげな物事に遭遇します。そこで、その誘惑に負けて大金をむしり取られてしまう人もいれば、用心深くふるまって事なきを得る人もいます。

 結局それとおなじことなのです。怪しげなものには用心して、よく鼻をきかせて分別を働かせて自分にとってプラスになるかマイナスになるかを良く見きわめる力が絶対に必要です。

 これからの世代を担う若者にこそ、是非教育を施すべきだと私は強く思っています。

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