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まえに使っていたカメラはオリンパスE-3で、いま使っているカメラが、オリンパスE-5。
それぞれ2007年と2010年の発売です。
初代E-1が発売されたのが2003年なので、オリンパスの一眼レフカメラシステムがデジタルになり復活してから10年が経とうとしているのですが、その間約3年毎にカメラ本体が更新されたものの、レンズについては、E-3が発売された2007年以降新製品は出ていません。 また本体のE-5についてもE-3のマイナーチェンジ的なものだったので、システムとしての新鮮味は、6年間更新されなかったことになります。
移り変わりの激しい現代に、なんとまぁ呑気なことでしょうか?
その間にCANONやNIKONの双璧は連写スピードを上げ画素数を増やし撮像素子を大型化して高感度化…と次々新製品を出し、「ひょっとしたら機材を更新したら良い写真が撮れるかもしれない」という私のようなオヤジたちの幻想を掻きたててきたというのにです。
ところがオリンパスがやっていたことは、当初のユーザの意向を無視するかの如く、いわゆるミラーレスカメラに注力しカメラ女子など新規需要を喚起しようとしてきたのです。
カメラの好きな、オリンパスが数寄だといっていたオヤジ連中は、この所業に怒り心頭…あるいは呆れ果て…ってな人もいるようです。 ま、当然でしょうね。
で、こうした製品構成のブレブレに加え、会社自体の不祥事もあったりしてカメラ事業は大赤字だそうです。
でまぁ、そんなこんなもあるのですが、ようやくE-5の後継として発表されたのが「OMD E-M1」。
さて、ど~したもんだろうか?
フーン、ペンなんぞのようなチャラチャラしたオンナコドモなんぞのアクセサリーを作ってやってる暇があったら…思考ですか。
カメラオタクのユートピアを汚された!ってわけですね。
よくオタクの怨嗟の巣窟のようなネット上では見かける論理です。
カメラ女子と書かれてご不満のご様子。
オタクと罵られ…とほほです。
でもまぁ、あははは、しょうがないでしょう。
これがオヤジってもんです。