2013.6.23(日)
11:09
10メートルもの枝を広げる老樹、「オンコの荘」
焼尻島の森は本道の森とは趣を異にしています。一部の樹木は天高く伸びずに、上から押しつぶされたように枝が横に広がり、風圧に押されたように風下に傾いたまま成長しています。日本海の強く激しい季節風や、雪の重みによるものだといわれ、森が深いために、若木は陽光を求めて木漏れ日を探しながら成長したためだと言われています。特に普通だと高さ15メートルに成長するオンコ(イチイ)が焼尻島の「オンコの荘」では高さわずか1メートル、その枝の広がりは直径10メートルを超える末広がりの巨木ぞろいなのです。
(羽幌町観光協会HPから転載)