ナツツバキ別名シャラノキの木は、この時期に白い花を咲かせる。
しかし、仏教の聖樹といわれるサラソウジュとは別物らしい
雨が多く蒸し暑いこの時期
白い花は、いっぷくの清涼感を与えてくれる。
ナツツバキは、朝に咲き夕には花を落とすという。
暗い背景に白く浮かぶように咲く花は
釈迦入滅の鶴林には及ばないが
拈華微笑と差し出された、ハスの花(勝手な解釈)と通じるものがある。
我が家で、15年ほど寝起きをともしている
元気がなくなってきたパキラの枝を、バサッと大胆にせん定し
鉢の中も根を古い取り除いて、水の通りをよくしてやった。
枯れるかなと思いながら、毎朝、頑張れよと声をかけてきた
その成果なのか、次々と芽をふき、瑞々しい若葉をつけ元気になった。
植物も以心伝心伝わるものがあるのだろうか。