おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

2014黒崎祇園山笠Ⅳ(一瞬の光一瞬の夏)

2014年07月23日 06時30分49秒 | 日記

梵天に上がった男性のわずかばかり右に寄った

位置から光が飛び出してくればば

よかった気がするのだが、動きがあるものだけに難しい。

 

福岡も梅雨明け宣言が行われた。

クマゼミは、もう少し早く雨の季節が、

終わってたよーといっているようだが

とにもかくにも、猛暑といわれる夏が来た。

 

何処の夏祭りでもそうなんだろうが

祭りが開催される数日のために、一年のほとんどの期間を準備に費やしている。

だからこそ、その沸々とした思いが

一瞬のこの夏のこの時間に注ぎ込まれるのだろうが

何処の夏祭りも、男たちがいい顔をしている。

 

 

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2014黒崎祇園山笠Ⅲ(着飾った光が廻る廻る)

2014年07月22日 06時30分31秒 | 日記

 

通りを駆けた山笠は、2か所ある交差点で山笠を

くるくると回す、回し練が行われる。

後輪を持ち上げて前輪を支点として、回しているのだろうが

息をつくことなく回る。

台上がりの男たちは、細いロープを持ってうまい具合に

落ちないようにバランスをとっている。

梵天の上の男たちの迫力のある目線と合えばいいのだが

流し撮りでは目線を捉えるのが難しい。

 

 


2014黒崎祇園山笠Ⅱ(梅雨明の空に男たちの咆哮が)

2014年07月21日 06時30分59秒 | 日記

電飾に灯がともる頃には、男たちの間にも緊張が高まってくる。

通りに一堂に集結した山笠は、競演会開始の合図を待っている。

 

昨日の朝は、突然い湧いたようなクマゼミの大合唱で起こされた。

あぁ夏が来た。まだ、目覚めてない体が暑いよと言っている。

これから、2か月の間、クマゼミとともに起きなければならない。

付き合いたくはないが、ベッドにいても暑いから起きないと仕方がない。

 

山笠が通りをかけていく、男たちが勝ちどきを上げるように咆哮する。

交差点では山笠がくるくると回る。

暑い夏が来る予感が、くるくると頭の中を駆け巡る。

 

 


2014黒崎祇園山笠(電飾を着飾った山笠が走る)

2014年07月20日 06時30分26秒 | 日記

黒崎祇園山笠は、北九州市八幡西区黒崎に400年続く祭りである。

岡田、春日、一宮神社の氏子によって伝統が継承されており

今年は、7月18日から21日までの4日間にわり

「けんか山」ともいわれる勇壮な山笠がが繰り広げられる。

通りの辻々に据えてある山笠は、武者物の人形を飾ったものが多くみられる。

 

山笠自体は高さはあまりたくくないが豪華絢爛である。

日が落ちり辺りに闇のとばりが下りる頃には、山笠は電飾に彩られ更に鮮やかになる。


 

 


2014小友祇園祭Ⅴ(坂道を一気に駆け上り)

2014年07月18日 06時30分13秒 | 日記

海から上がる間もなく山笠は、かなりの勾配がついた道路へのアプローチを

最後の力を振り絞り、一気に駆けあがる。

山笠が通った後には、山笠の台に当たる四本の足を

引きずった痕跡がはっきりと残っている。

 最後の難関である心臓破りの丘のように待ち構える坂道

男たちが履く地下足袋のハゼも外れている。

気合いだけでは、3トンもある山笠を、動かすことはできないだろうが

やはり、男たち全員の気合いの塊が坂道登らせる。

今年の山笠奉納が無事に済んだことは、海から出た男たちの姿が物語っている。

 

晴れて、青い空に程よく雲が、浮かぶのがやはり似合っている。